リース・ウィザースプーン、「離婚の原因はキャリアのスランプだった」と告白
リース・ウィザースプーンが2007年にライアン・フィリップと離婚した原因は、自分のキャリアがスランプに陥っていたからだったと告白した。当時、自分が出演していた映画や役柄に対する情熱を感じることができなかったリースは、まともに物事が考えられない状態になっていて、そのことが夫婦関係を悪化させることになったという。
米国のテレビ司会者、チャーリー・ローズのインタビューに応じたリースは、「(オスカーを受賞した後は)大変な年になったわ。翌年には離婚することになって、その後数年間はただ前向きな気持ちになろうと努力した。頭の中がスクランブルエッグみたいになっていた」
「そんな時はとてもクリエイティブにはなれないわ。キャリアのためにもがき苦しんでいた。自分が情熱を感じられる作品を作っていなかったのよ。ただ働いていたという感じで。それに、私が出演したものに観客も全く良い反応を返していなかったのは明らかだった」と話している。
リースは『ウォーク・ザ・ライン 君につづく道』(05)の演技でアカデミー賞主演女優賞を受賞したが、2006年10月には8年間連れ添ったライアン・フィリップとの破局を発表し、2007年には離婚が成立した。
「キッチンの床に寝転がって何度も泣いた。だけど、そのうち自分で立ち上がって『もうこんな気持ちになるのはやめよう』と思う時が来るのよ。自分で何とかしないと駄目なのよ。誰かが何とかしてくれるわけがないのだから」と当時の経験について語っている。【UK在住/ブレイディみかこ】
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