マドンナ、伝説の公民権運動家たちと自分を比較したとしてネット炎上!

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マドンナ、伝説の公民権運動家たちと自分を比較したとしてネット炎上!

マドンナが新年早々ネットを炎上させている。新アルバム「Rebel Heart」の自らのジャケット写真のパロディ画像をSNSに投稿したのだが、その写真にマーティン・ルーサー・キング・Jr.やネルソン・マンデラといった伝説の公民権運動家たちの顔が使用されていたため、偉人たちと自分を同格に並べているとしてひんしゅくを買っているのだ。

「Rebel Heart」オリジナルのジャケ写のマドンナは、自分の顔を黒いワイヤーでぐるぐる巻きにしてボンデージ風に縛っているのだが、パロディ画像では、マドンナの顔がキング牧師やネルソン・マンデラ、ボブ・マーリーらになっており、マドンナと同じように顔を黒いワイヤーで縛られている。

これを見た人々から、マドンナは公民権運動のために戦った伝説の偉人たちと自分を比較しているとして批判の声が巻き起こり、一部ではレイシズムとも指摘されたため、マドンナはFacebookに謝罪文を発表した。

「ごめんなさい。私は誰とも自分を比較しているわけではないわ。私はそこで“Rebel Heart(反逆心)”に憧憬し、称賛しているのよ。それは罪でもなければ侮辱でもないし、私はレイシストではないわ。マイケル・ジャクソンやフリーダ・カーロ、マリリン・モンローの写真でも同じような加工画像を作っているし」

「私は、自分自身も彼らのようだと言っているのかしら?違うわ。私が言っているのは、彼らも反逆心を持っていたということ。それに写真を加工したのは私じゃない。私のファンよ。私のファンもレイシストではないわ」

「こんなにたくさんの偉大なヒーローたちの写真を使って私の新譜のジャケットの加工画像を作ってくれたファンたちに感謝します。つまり、あなたたちもまた、自由のために戦った素晴らしいヒーローたちに憧れ、彼らを祝福しているということよね」とマドンナは書いている。【UK在住/ブレイディみかこ】

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