小林薫、『深夜食堂』は「料理がやたらうまい」と絶賛|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
小林薫、『深夜食堂』は「料理がやたらうまい」と絶賛

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小林薫、『深夜食堂』は「料理がやたらうまい」と絶賛

映画『深夜食堂』(1月31日公開)の完成披露イベントが、1月13日に東映本社で開催。小林薫らキャストと、松岡錠司監督が登壇。シリーズドラマに続き、主人公マスター役を演じた小林は「正直、テレビと映画ではバージョンが違うなと。映画は監督のもので、松岡さんに映画に仕上げてもらって良かったという思いでいっぱいです」と喜びを口にした。

原作は、深夜だけ営業する“めしや”を舞台にした、安倍夜郎の人気コミック。イベントには主人公・マスター役の小林をはじめ、不破万作、綾田俊樹、光石研、安藤玉恵、須藤理彩、小林麻子、吉本菜穂子、山中崇、宇野祥平、金子清文、松岡錠司監督の12名が登壇。映画として“新装開店”する『深夜食堂』完成を祝い、鏡開きを行った。

劇中の料理はフードスタイリスト飯島奈美が手掛けた。小林は「タラコを焼いたのとか、タコウィンナーとか、しょうがの天ぷらとか、たいしたものは出てないけど、それがやたらうまかったりする。本番前に、温かいものに差し替えてくれるし。そういう現場って意外とない」と料理を絶賛。光石も「そのとおり。おいしいです」と言うと、安藤も「飯島さん、魔法の手だと思います」と感心しきりだった。

松岡監督は「久しぶりに映画が撮れたことで感慨はもっていますが、アングラ俳優がひな壇でしゃべるってのが非常に珍しい完成披露(笑)。でも、心情あふれる俳優たちの姿勢がこの作品をより奥行きのある作品にしたのではないかと思います」と役者陣に感謝。小林も映画の見どころについて「ずばり、今日登場していただいてる常連客のみなさんだと思います。みなさんが馴染んでほっとしている姿を通して、マスター像が見えてくる。僕が何もやらなくても、店の雰囲気が作られています」と感慨深い表情で語った。【取材・文/山崎伸子】

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