カンバーバッチがまたもスターの背後でフォトボム！

ベネディクト・カンバーバッチが、ゴールデングローブ賞(以下GG賞)授賞式でまたもやフォトボムを披露している。

北朝鮮の女性兵士の扮装をしたマーガレット・チョーとメリル・ストリープが並んで写真を撮られている背後で、アカデミー賞授賞式の際、U2の写真にフォトボムしたときのエネルギッシュなジャンプを再現したのである。

フランスの週刊紙襲撃事件と並び、ソニーへのサイバー攻撃事件も今年のGG賞授賞式で大きく取り上げられた時事問題だった。授賞式には、演出の一部として北朝鮮の女性兵士の扮装で韓国系女優のマーガレット・チョーが出て来て、金正恩の写真が表紙の“Movies Now”というパロディ雑誌を抱えて立っているシーンもあった。

檀上のティナ・フェイとエイミー・ポーラーが会場に仁王立ちしているマーガレット・チョーを北朝鮮から来たレポーターとして紹介すると、マーガレットがそばに座っていたメリル・ストリープを指さし、一緒に写真を撮りたいという意志表示をする。

そして2人が並んで立っている姿をマイケル・キートンが撮影するという設定だったが、背後のテーブルに座ってクスクス笑っていたカンバーバッチがいきなり立ち上がり、メリルとマーガレットの後ろで高く両手を上げてジャンプしてしまったのである。

カンバーバッチのフォトボムまでが演出に含まれていたのかは不明だが、タイム誌のサイトが掲載している動画を見ると、やりたくてうずうずしていたカンバーバッチが堪え切れずに飛んでしまった雰囲気もあり、「カンバーバッチが1人で授賞式の話題を持って行った」「今年のMVPはカンバーバッチ」と絶賛しているメディアもある。【UK在住/ブレイディみかこ】