北朝鮮の女性兵士に扮した女優「差別ではない」と反論
ゴールデングローブ賞授賞式で北朝鮮の女性兵士の扮装で登場し、大きな話題を集めた韓国系女優のマーガレット・チョーが、人種差別的だったという批判に対してツイッターで反論した。
マーガレット・チョーは、授賞式中でソニーへのサイバー攻撃を風刺した部分に登場し、メリル・ストリープと一緒に会場で写真を撮られる(その背後でベネディクト・カンバーバッチがフォトボム)などのコントを演じて話題になった。彼女はコメディアンとして風刺のきいた芸を長年にわたって見せてきたが、ネットでは授賞式での彼女のコントは「レイシズム」だったとして非難の声が沸き上がっている。
これに対し、マーガレットは自分には北朝鮮の政権を風刺する資格があると反論した。彼女はツイッターに「私には北朝鮮と韓国の両方の血が入っている。私の民族を投獄し、飢えさせ、洗脳する人間は、私からおちょくられるのだ」「それに私はカンバーバッチの大ファンだから、あれは夢が現実になったようなものだった」と書き、「私は『RACE(人種)』をどうこうしているわけではない。『RICE(米)』を扱っているのだ」とダジャレも飛ばしている。
また、マーガレットは彼女を支持する人々の投稿をリツイートしており、「批判をしているのはほとんどがアジア人以外の人間だよ。レイシスト的だったのは、チョー以外にノミネートされたアジア人がいなかったことだろう」「昨夜は爆笑した。北朝鮮をからかって批判できる人間がいるとすれば、それは君だけだ」といったコメントが並んでいる。【UK在住/ブレイディみかこ】
■第72回ゴールデングローブ賞受賞リスト
【作品賞(ドラマ)】
『6才のボクが、大人になるまで。』
【作品賞(コメディ/ミュージカル)】
『グランド・ブダペスト・ホテル』
【男優賞(ドラマ)】
エディ・レッドメイン(『博士と彼女のセオリー』)
【男優賞(コメディ/ミュージカル)】
マイケル・キートン(『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』)
【女優賞(ドラマ)】
ジュリアン・ムーア(『アリスのままで』)
【女優賞(コメディ/ミュージカル)】
エイミー・アダムス(『ビッグ・アイズ』)
【助演男優賞】
J・K・シモンズ(『セッション』)
【助演女優賞】
パトリシア・アークエット(『6才のボクが、大人になるまで。』)
【監督賞】
リチャード・リンクレイター(『6才のボクが、大人になるまで。』)
【脚本賞】
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ、ニコラス・ヒアコボーネ、アレクサンダー・ディネラリス・Jr.、アルマンド・ボー(『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』)
【音楽賞】
ヨハン・ヨハンソン(『博士と彼女のセオリー』)
【歌曲賞】
「Glory」(『Selma(原題)』)
【外国語映画賞】
『Leviathan(原題)』(ロシア)
【アニメーション作品賞】
『How to Train Your Dragon 2(原題)』
【作品賞(ドラマ)】
『6才のボクが、大人になるまで。』
【作品賞(コメディ/ミュージカル)】
『グランド・ブダペスト・ホテル』
【男優賞(ドラマ)】
エディ・レッドメイン(『博士と彼女のセオリー』)
【男優賞(コメディ/ミュージカル)】
マイケル・キートン(『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』)
【女優賞(ドラマ)】
ジュリアン・ムーア(『アリスのままで』)
【女優賞(コメディ/ミュージカル)】
エイミー・アダムス(『ビッグ・アイズ』)
【助演男優賞】
J・K・シモンズ(『セッション』)
【助演女優賞】
パトリシア・アークエット(『6才のボクが、大人になるまで。』)
【監督賞】
リチャード・リンクレイター(『6才のボクが、大人になるまで。』)
【脚本賞】
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ、ニコラス・ヒアコボーネ、アレクサンダー・ディネラリス・Jr.、アルマンド・ボー(『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』)
【音楽賞】
ヨハン・ヨハンソン(『博士と彼女のセオリー』)
【歌曲賞】
「Glory」(『Selma(原題)』)
【外国語映画賞】
『Leviathan(原題)』(ロシア)
【アニメーション作品賞】
『How to Train Your Dragon 2(原題)』
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