リーアム・ニーソンがイスラム教に改宗の噂を否定
アイルランド人俳優のリーアム・ニーソンがイスラム教に改宗するという噂を否定した。彼はカトリック信者だが、トルコでの映画撮影に参加した際に現地でイスラム教の教えに触れ、真剣に改宗するつもりになっているという説が流れていた。
主演作『96時間 レクイエム』(14)のドバイ・プレミアに出席したリーアムは、アル=アラビーヤ・ニュースの取材に応じ、カトリックの信仰から改宗する気はないと話した。「いいえ、僕は改宗はしません」と彼は断言している。
リーアムのイスラム教への関心は2012年から流れ始め、トルコで『96時間 リベンジ』(12)の撮影を行っていた時にイスラム教の祈りに感銘を受け、彼がコーランを学び始めたと英紙ザ・サンが伝えていた。
「街の中に、1日5回祈りの声が響く。最初の週は、気が変になりそうだった。そしてそれが内面の深いところに入り込んできた。それは最も美しい、素晴らしいものだよ。街に4000ものモスクがある。信じられないほど美しいモスクもあった。本気でイスラム教に改宗しようかと思うほどだよ」と彼は語っていたという。
アル=アラビーヤ・ニュースのインタビューでも、リーアムはイスラム教への興味は失っていないと語り、「いきなりイスラム教徒になる必要性は感じていないが、イスラムの祈りが本当に好きになった。最初は朝早くから聞こえてきて起こされるのでムカついていたが、毎日それが聞こえくるのを楽しみにするようになった」と話している。【UK在住/ブレイディみかこ】
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