桐谷美玲が坊主頭に変顔のヒロインに挑戦!?

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桐谷美玲が坊主頭に変顔のヒロインに挑戦!?

集英社別冊マーガレットにて連載され、全10巻で現在累計117万部を記録している人気マンガ「ヒロイン失格」が完全映画化される。 恋に暴走する主人公、松崎はとりを演じるのは原作が大好きだという人気女優、桐谷美玲。偶然にもプロデューサーが桐谷主演をイメージして企画していたことから、奇跡の映画化が実現した。

共演に、昨年壁ドンで流行語大賞を受賞して注目を浴びた山崎賢人、“塩顔男子”として注目を集めた坂口健太郎という大注目の2人の若手俳優が揃った。また、監督は『ハンサム★スーツ』(08)や『高校デビュー』(11)などのコメディから『貞子3D』(12)まで幅広い作品を手掛ける英勉がメガホンをとる。

幼なじみの寺坂利太(山崎賢人)に恋するはとりは、絶対的に自信を持って自分が彼の“ヒロイン”だと思い込んでいる。そんなある日、利太がクラスの中でも六角精児似のイケてない女子、安達未帆に告白され、付き合いはじめる。はとりがそんなふたりの関係に悶絶するする中、学校イチのモテ男・弘光廣祐(坂口健太郎)がはとりに興味を持ちはじめ…。

ヒロインを演じる桐谷は、「4年前に『ヒロイン失格』という漫画に出会い、はとりのマネをしながら変顔の練習をしていたのを思い出します。 これほど思い出深く大好きなマンガの実写版に参加させていただけること、本当に嬉しく思っています!『ヒロイン失格』を読みながらキュンキュンしたり、切なくなったり、爆笑した日のことを思い出しながら、 映画を見た方にも同じような気持ちになってもらえるように頑張ります」と意気込みを語った。

主人公はとりが思いを寄せる寺坂利太を演じる山崎は、「少女マンガのヒロインを逆手にとったこのヒロインの設定がすごく面白いと思いました。 はとりの行動、リアクションがすごく面白いので、利太としてそれをどう受けていくか、ふたりの関係性、 空気感を桐谷さんと作っていき、皆さんに笑って、楽しんでもらえる作品になるように演じたいと思います」と語った。

学校イチのモテ男、弘光廣祐を演じる坂口は、「普通の少女漫画じゃない…。最初に読んだ時に思った感想です。 1人の女の子を巡っての三角関係、よく聞く話かもしれない。ただ、それだけではなく、学生時代に誰もが経験する葛藤がたくさん盛り込まれていて、このマンガを、弘光廣祐を演じさせてもらえることが、 すごく楽しみになりました。 少し僕と似ている、それは女の子に対する態度ではなく、多分弘光は周りが見えすぎてしまうから、自然に距離を作ってしまう。愛想がいいと言ってしまえばそれだけだけど、そこに弘光のジレンマを感じるので、上手く表現できたらと思います」と語った。

さらに、原作者の幸田もも子は、「先日台本をいただいたのですが、桐谷さんがこんな変顔するなんて!カッコいい山崎さんがどうやってヘタレ男子(?)になるんだろう!?坂口さんのチャラ男って新しすぎる!と、もうわくわくが止まりません!今から公開が本当に楽しみです!」と映画化への喜びをコメントしている。

タイプの異なるイケメン2人がヒロインを取り合うという、女性としては夢のようなシチュエーション。ただ、マンガでは、はとりが坊主頭になるというギャグも…!王道ヒロインとは異なる新しいヒロインを桐谷がどう演じるるか、期待がかかる。『ヒロイン失格』は今夏公開の予定だ。【Movie Walker】

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