アンジー、イラク難民キャンプで国際社会に協力要請
UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)親善大使を務めるアンジェリーナ・ジョリーが、現地時間の25日、イラク北部のドホークにあるクルド人難民キャンプを訪れ、各国首脳にさらなる協力を呼びかけた。
同キャンプには、長引くイラクやシリアでの紛争から逃れるため、ヤジディ教徒をはじめとする何十万人もの難民が、劣悪な環境でのキャンプ生活を余儀なくされている。
これまでも多くの難民と対話をしてきたアンジェリーナだが、今回同キャンプを視察した後のスピーチの中で、「私が前回イラクを訪問したときから、さらに200万人以上の人々が家を追われる身となりました」
「特にこの6か月で激増しています。シリアでは過激派組織との紛争で、罪のない人々が犠牲になっています。この悲劇を終わらせるためには、今の援助では十分ではありません」と惨状を訴えた。【NY在住/JUNKO】
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