賞がとれないJ・アニストン、先輩の胸で号泣!

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賞がとれないJ・アニストン、先輩の胸で号泣!

メリル・ストリープは、全米映画俳優組合賞を7回ノミネートされてようやく受賞したそうだ。そんな彼女には『Cake(原題)』で同賞の主演女優賞にノミネートされていたが、受賞できなかったジェニファー・アニストンの気持ちが痛いほどわかるのだろう。会場で悔し泣きするジェニファーを母親のように抱擁している写真が英紙デイリー・メールに掲載されている。

ジェニファーが体重を増やし、老け込んだ影のある女性を体当たりで演じた『Cake』は、彼女の初のアカデミー賞ノミネート作になるだろうと噂されていたが、結局はオスカーにノミネートされず、今回の全米映画俳優組合賞がアニストンにとっては今年の賞レース最後の授賞式になった。

しかし、主演女優賞はゴールデングローブ賞に引き続き『アリスのままで』(6月下旬公開)のジュリアン・ムーアに奪われ、ジェニファーはメリルが座っていたテーブルに行ってつい泣き出してしまった。メリルはアニストンを抱きしめて優し気に何か言葉をかけており、メリルの隣に座っていたジュリア・ロバーツも心配そうな顔で見ている。ジュリアもジェニファーを隣に座らせ、彼女の両手を握りしめて何か語っている写真があり、同性の先輩たちと仲が良いのがわかる。

賞は逃したジェニファーだが、極端に深く胸元が開いたゴールドのドレスで胸の谷間を大胆に見せつけたレッドカーペットでのファッションには同授賞式のベストドレッサーの声も上がっている。ドレスはジョン・ガリアーノのヴィンテージだったそうで、「クチュールで、ボヘミアンで、小麦色に焼けたジェニファーの肌のように金色でセクシーです。彼女はいかにもカリフォルニアっぽくゴージャスで、綺麗に見えます」とジェニファーのスタイリスト、クリス・マクミランはコメントしている。【UK在住/ブレイディみかこ】

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