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『ナイト ミュージアム』でB・スティラーが1人2役

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『ナイト ミュージアム』でB・スティラーが1人2役

夜のミュージアムで生き生きと動きだす展示物たちの冒険を描き、大ヒットを記録した『ナイト ミュージアム』シリーズの第3弾であり、最終章となる『ナイト ミュージアム / エジプト王の秘密』(3月20日公開)。本作の特別映像が到着し、ベン・スティラーが1人で2役を演じていることが明らかになった。

シリーズ最終章となる本作で、博物館の仲間たちを襲うのはまさに絶体絶命の危機。展示物に魂を吹き込んでいたエジプト王の石板が魔法の力を失い、このままではみんなが動けなくなってしまうというのだ。なんとかしなければ、仲間たちが二度と動かなくなってしまう!ラリー(ベン・スティラー)と仲間たちは最悪の事態を回避すべく、謎の鍵が眠る大英博物館へと乗り出していく。

到着した映像からは、ショーン・レヴィ監督自らが「前2作を大きく上回るスケールだ」と明かし、全員集合したことがわかる。今回、ベン・スティラーはなんと、ラリーを「パパ」と呼ぶ、ニューヨーク自然史博物館のネアンデルタール人の新キャラ・ラーと2役を演じている。

スティラーはラーについて、「彼はラリーの注意をひいて愛してほしいと思う幼い子どものようなものだけど、同時に感情をあらわにした野生人らしさも持っているんだ。ショーンからラーのアイディアを聞いた時には笑ったよ」と振り返る。

もちろん愛すべき“テディ”・ルーズベルト大統領をシリーズ通して演じるのは、昨年に惜しくもこの世を去ったロビン・ウィリアムズだ。レヴィ監督は「ロビンの温かい心とユーモアを込めたテディのキャラクターは、“シリーズの心”として、いつもしっかりと存在している」と明かす。そんなウィリアムズも、テディだけでなく、インド神話に登場する神鳥のガルーダの声も担当した。愛嬌たっぷりのチベット産のガルーダは、小さいながらも“相柳”と苦戦を強いられたラリーたちを応援する。

そして、忘れてはならないのは、1作目では犬猿の仲だったミニチュアのジェデダイアとオクタヴィウスを演じたオーウェン・ウィルソンとスティーヴ・クーガン。もちろん小さな名優ノドジロオマキザルのデクスターを演じるクリスタルも帰ってくる!

新キャラクターの偉大なファラオ役には、ベン・キングズレー。さらに円卓の騎士ランスロット役は、“第2のベネディクト・カンバーバッチ”との呼び声も高いダン・スティーヴンス。第1作で活躍した先輩夜警の3人組、ディック・ヴァン・ダイク、故ミッキー・ルーニー、ビル・コッブスも登場する。

アドベンチャー、アクション、人間ドラマとあらゆるジャンルの魅力が結集した本作。おなじみのキャラクターたちが繰り広げる感動ドラマに、きっと心揺さぶられるだろう。【Movie Walker】


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