A・ガーフィールドがスパイダーマン降板か

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A・ガーフィールドがスパイダーマン降板か

マーベルとソニー・ピクチャーズが提携契約の締結を発表し、スパイダーマンがマーベル映画に参戦することや、『スパイダーマン』シリーズの新作は2社の共同プロデュースになることが発表された。

映画情報サイトThe Wrapによれば、これでアンドリュー・ガーフィールドがスパイダーマン役を続投する可能性は消えたという。アンドリューの演技力は誰もが認めるところだが、31歳の彼はピーター・パーカーを演じるには年をとりすぎているという意見は以前からあり、“苦悩するピーター”といった役の解釈もコミックのイメージには合わないとする評論家もいた。

彼が主演した『アメイジング・スパイダーマン』シリーズ2作の全米興行成績も、トビー・マグワイア主演の『スパイダーマン』シリーズには遠く及ばなかった。The Wrapは、今回のマーベルとソニーの提携を伝える記事で「アンドリュー・ガーフィールドはスパイダーマン役を続投しない」と書いている。

また、英紙インディペンデントも「ソニーが“新スパイダーマン”と語っているのは、アンドリュー・ガーフィールド主演ではないことを暗示しているかもしれない」と伝えている。

アンドリューがシリーズを降板するという説は以前から流れており、ソニーへのサイバー攻撃事件で、マーベルが将来的に『スパイダーマン』シリーズ製作に関与するという内容のメールが流出した時にも、マーベルは白紙の状態から新シリーズを作る意向だと伝えられていた。

アンドリューの次の出演作は、遠藤周作の小説「沈黙」をマーティン・スコセッシ監督が映画化した『Silence(原題)』で、主人公のロドリゲス司祭役を演じている。【UK在住/ブレイディみかこ】

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