メイク担当者と整形外科医、ユマの整形疑惑を全面否定

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メイク担当者と整形外科医、ユマの整形疑惑を全面否定

久々に登場したレッド・カーペットで、ユマ・サーマンが別人のようなルックスだったため整形疑惑が浮上。レニー・ゼルウィガーと同様にツイッターが炎上したが、ユマに強力な助っ人が現れた。

9日に開催された米NBCテレビのミニシリーズ「The Slap」のニューヨークプレミアで、ユマはストレートのブロンドヘアに赤い口紅という出で立ちで登場したが、トレードマークのはずの大きな目が小さくなり、個性的な顔が故にシワが目立っていたはずの肌に、あまりシワが見受けられなかった。

おまけに、主にメディアに掲載されていた写真が無表情だったことも手伝って美容整形をしたばかりだと報じられ、「まるで整形を繰り返しているといわれているプーチン大統領みたいだ」、などといったツイートが飛びかった。

しかし、長年にわたってユマのメイクを手がけているメイクアップ・アーティストのトロイ・サラットとイギリスのカリディス美容整形外科医が、整形疑惑を全面否定している。

カリディス医師は、「彼女は、目とファンデーションのメイクがいつもより薄く、口紅が濃いだけで、美容整形をした形跡はありません。確かに写真をぱっと見た瞬間は、目の周りにメスを入れたのではないかと思いましたが、よく見るとマスカラを使用せず、眉毛を薄くしているメイクのせいです。彼女がいつもとかなり違って見えるのは、ヘアスタイルをアップにし、顔に傷が見えないからです。まさにメイクの力です」と語っている。

またピープル誌のインタビューでトロイは、「正直、皆さんの反応に驚いています。なぜなら今まで、皆さんはファッション界、とりわけセレブたちの世界で、メイクがおよぼす力をご存知だと思っていたからです。メイクは1日の終わりには取ってしまうものですから、女性はもっと違った美を求めて、メイクに対してもっとオープンになって、色んな方法を試した方がいいと考えています」

「今回私は、まさにユマのメイクで実験をしてみました。眉毛を羽のように軽い感じに仕上げることで、より口紅を際立たせたんです。ユマと話をした中で、昨今のレッドカーペットのトレンドである過剰な付けまつげメイクに飽きていたので、よりナチュラルなメイクにしようと思ったのです」

「様々なクリームを使ってマッサージをし、肌も完璧にスムーズになりました」と、ユマの雰囲気が変わったメイクの内容を丁寧に説明している。

レニー・ゼルウィガーの場合は、自身が、「私は幸せで満ち足りた人生を送っており、それが顔に出ている。噂はばかげている」と、理由になっていない理由で整形疑惑を否定しただけだったため、美容整形疑惑は消えていない。

しかし、ユマの場合は強力な助っ人がいるうえに、Usウィークリー誌が行ったアンケートでも、レニーの激変ぶりに衝撃を受けている人の方が圧倒的に多いことから、本来のメイクに戻して元のユマに戻ることができれば、疑惑は晴れるかもしれない。【NY在住/JUNKO】

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