R・ウィリアムズとB・スティラーの父子バディが泣ける!
昨年、惜しくもこの世を去った名優ロビン・ウィリアムズ。彼がアメリカ合衆国の大統領ルーズベルトを再演した『ナイト ミュージアム / エジプト王の秘密』が3月20日(金)より公開に。今回も主演のベン・スティラー扮するラリーと名バディっぷりを発揮してくれている。
本作の舞台は、シリーズ初の海外となるイギリスの大英博物館。博物館の展示物たちが動けなくなる原因を解明しようと、夜警のラリー(ベン・スティラー)たちがロンドンで大冒険を繰り広げていく。
ラリーの頼れる相談相手、心の支えとして存在する、“テディ”ことルーズベルト大統領。彼ら2人の強い絆は、シリーズを支える大きな見どころとなってきた。今回も、冷静な判断と知識をもってラリーを助けていくが、なんと言っても心を打つのが、ラリーとの“父子”のような関係。しかも本作では、二度と会えなくなるかもしれない“別れ”も感じさせ、涙腺をウルッとゆるませる。
生前、ロビンはそんな本物のような親子関係を築くラリーとテディについて「テディはいつもラリーを息子として見ていて、貴重な助言をしている。それと同時に『私の助言は必要ない。おまえは一人前だし、成功したんだから』とも言っている。本作は子育てについてかなり鋭く、力強い考えを見せているんだ」と、このシリーズが父子の物語だとも振り返っている。
劇中にはアーサー王伝説の騎士や大恐竜トリケラトプス、ソウリュウ(9つの頭をもつ大蛇)など、新キャラクターも登場し、ラリーたちと激しいバトルを展開。そこで悪戦苦闘しながらも危機を乗り切る、ラリー&テディコンビは泣いても笑ってもこれが最後。ロビンの名演をしっかりと見届けてほしい!【トライワークス】
作品情報へ