バレンタイン効果?劇場版『テラスハウス』好スタート

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バレンタイン効果?劇場版『テラスハウス』好スタート

トップ10のうち4作品が初登場という活況を見せた2月14日・15日の興収ランキング。6週連続でトップをキープしていた『ベイマックス』を抜き、見事初登場1位に輝いたのは『テラスハウス クロージング・ドア』だった。

「テラスハウス」は2012年10月から始まったリアリティ番組。海の見えるシェアハウスに暮らす男女6人の日々を記録し、それぞれの恋模様を映し出す。

菅谷哲也をはじめとしたメンバーは若者から熱狂的な支持を獲得しただけでなく、筧美和子、永谷真絵、住岡梨奈ら“卒業組”はタレントや歌手としてそれぞれの道で現在活躍中だ。

番組は2014年9月に幕を閉じたが、続編を望む声も多く上がり、劇場版のバレンタインデー公開へとつながった。その後押しもあってか、『テラスハウス クロージング・ドア』は土日2日間で動員18万9897人を記録。興収は2億5113万2500円で、累計10億円超えも狙える好調なスタートとなった。

世界中の女性を虜にしたベストセラー小説の映画化『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』は、初登場5位。全国324スクリーンで公開され、土日2日間で動員6万1728人、興収8090万9200円を記録した。

初登場8位には、ベストセラー作家・天童荒太の直木賞受賞作を映画化した『悼む人』。全国184のスクリーンで公開され、土日2日間で動員4万8556人、興収5993万7700円をあげた。

また、全国65スクリーン公開で健闘を見せたのが、関ジャニ∞の渋谷すばる主演の『味園ユニバース』で、初登場10位にランクインした。

2月21日・22日の週末には、全米で大ヒットを記録しているクリント・イーストウッド監督の最新作『アメリカン・スナイパー』の公開が控えているため、興収ランキングにも何らかの変化が予想される。

しかし、全国160スクリーンでの公開という規模ながら首位を獲得した『テラスハウス クロージング・ドア』の破竹の勢いは、2月興行の中心として来週以降も話題をさらいそうだ。【トライワークス】

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