オスカー女優が最も選ぶドレスの色とデザイナーは?
アカデミー賞は今年で87回目を迎えるが、受賞結果とともに(それ以上に?)注目されるのが女優のファッションだ。そのなかでも特に注目されるのが、女優賞(主演・助演)を受賞する女優が着ているドレスの色とブランドで、そこにはある顕著な傾向がみられるのだとか。この度ファッションサイトlyst.comが、約80年間のデータを基に面白いデータを発表した。
その結果によれば、オスカー像を手にしやすいのは、主演女優賞、助演女優賞ともに授賞式で黒いドレスを着ている女優が断トツで、主演女優賞は2位にゴールド(助演女優賞はゼロ)、3位はそれぞれブルーという結果になっている。
また最も受賞率が高いドレスはアルマーニ(ジョディ・フォスター『羊たちの沈黙』、ケイト・ブランシェット『ブルージャスミン』)で、次に勝率が高いのはディオール(エリザベス・テイラー『バターフィールド8』、ジェニファー・ローレンス『世界にひとつのプレイブック』)。
3位はヴァレンチノ(マーセデス・ルール『フィッシャー・キング』、ジュリア・ロバーツ『エリン・ブロコビッチ』)、4位はプラダ(アン・ハサウェイ『レ・ミゼラブル』、ルピタ・ニョンゴ『それでも夜は明ける』)、5位はタダシ ショージ(モ・ニーク『プレシャス』、オクタヴィア・スペンサー『ヘルプ 心がつなぐストーリー』)、6位はヴェルサーチ(アンジェリーナ・ジョリー『17歳のカルテ』、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ『シカゴ』)という結果になっている。
また名前のラッキーイニシャルに関しては、主演女優賞ではジョディ・フォスター、ジュリア・ロバーツ、ジェーン・フォンダ、ジェニファー・ローレンス、ジュリー・アンドリュース、ジェシカ・ラングなど、名前がJで始まる女優が過去15人受賞しており、今年はジュリアン・ムーアが『アリスのままで』で仲間入りをすると考えられている。
また助演女優賞は、マギー・スミス、メリッサ・レオ、モニーク、マーシャ・ゲーハーデン、マーセデス・ルール、そして今年も『イントゥ・ザ・ウッズ』でノミネートされているメリル・ストリープなど、名前がMで始まる13人の女優が過去に受賞しているという。
これらのデータをスタイリストやセレブが把握しているのかは明らかではないが、今年の結果も楽しみだ。【NY在住/JUNKO】