ジョニー・デップがオオカミ姿で歌って吠える!
シンデレラ、ラプンツェル、赤ずきんといった、おとぎ話の主人公たちのハッピー・エンドの後に待ち受ける運命を描くミュージカル映画『イントゥ・ザ・ウッズ』(3月14日公開)。今回、オオカミ役を演じるジョニー・デップが力強い美声と遠吠えを披露する本編映像と本人のコメントが収録された特別映像が解禁となった。
デップは日本のファンに向け、「とても楽しい作品。その世界を皆さんに体験していただけたらと思う」と本作をアピール。映像は、デップ扮するオオカミが赤ずきんを足止めし、あの手この手で彼女を道草に誘うシーンだ。
オオカミは赤ずきんをスキップで花畑まで連れて行き、摘んだ花を手渡して魅惑的なウィンクを見せる。しかし、その目的はもちろん先回りしておばあさんを食べること。デップは、囁くようなセクシーなかすれ声から、低く力強い歌声までを使いわける。
最後は、本物のオオカミ顔負け、渾身の遠吠えまでも披露する。デップは「歌うこと自体が僕にとっては大きなチャレンジだった。なんせ僕は歌手じゃないからね(笑)」とコメントし、自身のヒット作『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』(07)以来となるミュージカル映画出演を振り返る。
そして、デップ演じるオオカミと対等に渡り合う赤ずきんを演じたのがリラ・クロフォード。映画初出演にして、豪華俳優陣に一歩も引かぬ堂々とした姿を見せる彼女に対してデップは、「彼女の歌声はすごくパワフルなんだ」
「しかも役者としてもとても優秀で、例えば僕が前とは違う芝居をしてもちゃんとついてきてくれる。僕の芝居に合わせて、違う反応を返してくれるってことさ。とても頭の良い、才能あふれる子だよ。共演できて嬉しかった」とその才能、演技を絶賛している。
本当の幸せを追い求める主人公たちは一体どこへ辿り着くのだろうか?美しい映像と歌で描き出される「めでたし、めでたし」の“その先”を早く見たい!また、公開の直前の3月4日(水)には、ロブ・マーシャル監督とリラ・クロフォード、さらに魔女役を演じたメリル・ストリープの来日が決まっている。【Movie Walker】