オスカー最多受賞『バードマン』のポスターが登場!

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オスカー最多受賞『バードマン』のポスターが登場!

第87回アカデミー賞で最多タイ4部門(作品賞、監督賞、撮影賞、脚本賞)での受賞をはじめ、数々の映画賞も合わせて圧倒的な評価と絶大な支持を獲得している『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(4月10日公開)。公開が待たれる本作の日本版最新ポスターが解禁となった。

オリジナル版では姿がなかったバードマンが、マイケル・キートン演じる主人公リーガンの耳元でささやき、羽ばたいている。「もういちど輝くために、もういちど愛されるために、すべてを手放し、羽ばたこう。」というキャッチコピーが、くたびれた様子の主人公にぴったりだ。

このビジュアルは、撮影監督エマニュエル・ルベツキが、iphone で撮影した画像が元になっているという。そして、ブロードウェイを歩く人々の中でこちらを向いているのはなんとアハレンドロ・G・イニャリトゥ監督だ。

物語の主人公はかつて、スーパーヒーロー“バードマン”で一躍スターになったリーガン。しかし、シリーズ終了から20年、失意のどん底にいる彼は、再起をかけてブロードウェイの舞台に立とうとするが、実力派俳優に脅かされ、娘との溝も深まるばかり。果たして彼は再び成功を手にし、家族の絆を取り戻すことができるのか?

出演は『バットマン』シリーズのマイケル・キートン、『インクレディブル・ハルク』(08)のエドワード・ノートン、『アメイジング・スパイダーマン』シリーズのエマ・ストーンという新旧アメコミキャストの顔ぶれに、演技派のナオミ・ワッツが華を添える。

『バベル』(06)でカンヌ国際映画祭監督賞に輝いたイニャリトゥ監督と『ゼロ・グラビティ』(14)、そして本作で2年連続オスカー撮影賞受賞という快挙を成し遂げたエマニュエル・ルベツキが、初のタッグを組み、映画史に大きな足跡を残す傑作を生み出した。

「愛されたい」という誰もが共感する願いとともに、再起をかけて奮闘する欠点だらけの男のせつなさとおかしさを描いた本作。心揺さぶるエモーショナルな映像体験を楽しんでほしい。【Movie Walker】

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