ついに「12モンキーズ」の謎が解ける!?
人類滅亡の危機に陥った地球の歴史を変えようとする男の奮闘を描いたSF映画『12モンキーズ』(95)。そのドラマ版の初回が3月6日よりHuluにて配信されているが、3月6日~3月8日の視聴ランキングでは初登場第1位に!初週の視聴数は2014年Hulu海外ドラマランキング第1位の「アンダー・ザ・ドーム」を大きく上回り、圧倒的な人気を見せている。
第1話の配信終了後には「続きが気になって仕方ない」「毎週更新されるのが楽しみ」など、期待値の高いコメントが続出。待望の第2話が本日より配信され、更なる話題を集めそうだが、それほどまでに多くの視聴者を虜にしているワケはミステリアスな物語にありそうだ。
映画版にちりばめられた“謎”が本作で明かされるというが、その謎については未だ多数の考察が飛び交うほど難解。そこで、オリジナル、ドラマ版両方に関係してくるであろう謎をいくつか紹介してみたい。
まず、主人公コール(アーロン・スタンフォード)について。映画版ではブルース・ウィリスが演じていたが、彼には自分のことをボブと呼ぶ幻聴のような声が聞こえていた。ドラマ版のコールには未だその気配はないが、彼の体は最先端の技術でプログラムされていることが判明。コールの体が科学者の手によってコントロールされ、記憶などを修正されている可能性は高い。コールの体や過去に何かしら秘密がありそうだ。
続いて、“12モンキーズ”の存在。映画版では12モンキーズは人類を滅亡に追いやった犯人ではないとされたが、物語の重要なファクターとなっていたのは確か。第1話で精神病患者ジェニファー(エミリー・ハンプシャー)が12モンキーズのビジュアルを壁に描いていたことから、本作でもカギを握っているのは同じはず。オリジナルと設定が微妙に違うとあって、もしかしたら、12モンキーズとコールの関係が物語を大きく動かすことになるのかも?
最後に、人類は救われるのかという点。映画版のラストでは、未来の女性科学者がウィルスを手にしている犯人と対峙するシーンがあるが、その後、結局、人類が助かったのかは描かれていない。ドラマ版の第1話ではジョーンズと名乗る謎の女性科学者が登場しており、コールと深い関係にあるような言動を見せている。彼女は一体何者なのか…?地球は救われるのか…?その行方を最後までしっかり見守りたい。
これ以外にも『12モンキーズ』には、緻密に張り巡らされた伏線や謎がいくつもある。この機会に映画も復習して、ドラマ版の謎解きに挑んでみてはいかがだろう。【トライワークス】