『ワイスピ』新作の極秘上映で故P・ウォーカーを追悼

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『ワイスピ』新作の極秘上映で故P・ウォーカーを追悼

2013年11月に友人の運転するポルシェの衝突事故で亡くなったポール・ウォーカー出演のシリーズ第7弾『ワイルド・スピード SKY MISSION』(4月17日公開)の極秘試写会が、4月3日の全米公開に先駆け、3月15日にサプライズ上映された。多くのファンや関係者が、ポールに追悼の意を捧げ、彼の在りし日を偲び、会場は涙で包まれたという。

当初は4月1日にロサンゼルスで行われるワールドプレミアで初お披露目となるはずだった同作がサプライズ上映されたのは、毎年テキサスのオースティンで開催されているイベント、SXSW。シリーズ全7作を手掛けているプロデューサーのニール・H・モリッツやローマン役のタイリース・ギブソンらが登壇した。

ニールは、「こんな素晴らしいイベントに参加しない手はないと思い、今日の日中にここでプレミア上映をすることを決めました。私たちは、この映画を制作中に本当に素晴らしい友人であり同僚を亡くしました」

「ポールは私が人生で出会った人物のなかで、最高のナイスガイでした。そして、彼の栄光と私たちの彼に対する永遠の愛に敬意を表し、この作品の制作を続行することに決めました」

「ここで、私からみなさんにひとつ大きなお願いがあります。これからみなさんはこの映画を誰よりも早く観賞するわけですが、どうかポール扮するブライアンの運命がどうなるのかについてだけは、絶対に他言しないでください。これから映画を観賞する人が、みなさんと同じように(何も知らずに)見られるようにお願いします」と語ったとMTV.COMなどが伝えている。

本作の主役でポールの朋友のヴィン・ディーゼルは欠席だったが、16日にFacebookの公式アカウントで、長年のパートナーでモデルのパロマ・ヒメネスとの間に第三子が誕生したことを明らかにした。

ヴィンにはパロマとの間に娘のハニア(6)と息子のヴィンセント(4)がいるが、どちらの時も出産の報告をしておらず、第三子の性別なども明らかになっていない。【NY在住/JUNKO】

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