世界中で大流行!CUPS(カップス)ってなに?
いま、ティーンを中心に“CUPS(カップス)”なるものが世界的に大流行している。ある映画のワンシーンをきっかけに火がついたというこのブームは一体なんなのか?
CUPSとは、机の上に用意したプラスティックのコップだけを使い、歌を歌いながら、コップや机を叩いたり、クラップ(拍手)を交えて奏でるリズム遊び。魅力はなんと言ってもその手軽さ。コップさえあれば“どこでもだれとでも”簡単にプレイできてしまう。
ネット上には日夜、CUPS関連の動画がアップされており、見事なコーラスワーク主体のものから、総勢1500人が合奏しているものまで多種多様。そのアレンジも自在で、現在国を超えてCUPSの波が広がっている。
CUPSは真木よう子主演のドラマ「問題のあるレストラン」や、山下智久の深夜バラエティ「大人のKiss英語」などのTV番組でも取り上げらている。日本ではこれらの番組が大きな反響を呼び、中高生の間ではすでに大きな話題となっているようだ。
この世界的ブームのきっかけとなったのは、映画『ピッチ・パーフェクト』(5月29日公開)のワンシーン。大学ゴスペル部の奮闘を描く劇中で、主演のアナ・ケンドリックが、オーディション中に審査員のペン立て(プラスチックコップ)を手に取り、鮮やかなCUPSを披露する場面だ。
コップでビートを刻みながら淡々と歌い上げるシンプルなシーンだが、かえってCUPSの魅力が多くの人の目に留まったのかもしれない。
日本への本格的な到来を感じさせるCUPS。『ピッチ・パーフェクト』でこのムーブメントの原点を確認してみては?【トライワークス】
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