歌舞伎町にゴジラ出現!火を吹く姿に騒然
新宿歌舞伎町の新宿コマ劇場跡地に、複合商業施設「新宿東宝ビル」が4月17日(金)にグランドオープンする。
このビルには同日に開業する「TOHOシネマズ 新宿」や、超高層ホテル「ホテルグレイスリー新宿」(4月24日開業)をはじめ、アミューズメント施設、飲食・物販店舗などが入る予定だ。このビルの8階屋外テラスに実物大の「ゴジラヘッド」が登場し、4月9日にお披露目点灯式などの式典が開催された。
テラス床面から12m、地上から52mの高さで登場したゴジラヘッド。新宿区長・吉住健一、新宿観光振興組合理事長・大西洋、歌舞伎町商店街振興組合理事長・片桐基次、東宝株式会社取締役・市川南、ゴジラ(着ぐるみ)が式典に登壇した。
新宿の新たなランドマークとなるゴジラには、新宿区から「特別住民票」が授与さ、さらに「新宿観光特使」に任命されるというセレモニーも行われた。
吉住新宿区長は「日本が世界に誇るゴジラが、歌舞伎町のシンボルとなってくれました。ゴジラに破壊されたビルはその後繁盛するということで、来年公開される映画では、是非、歌舞伎町を舞台にしてほしいです」とラブコール。
大西理事長も「ゴジラ“様”が、こうして新宿の街に観光特使としてお越しいただいたことは、新宿で商売をさせていただいている私たちにとって、とても光栄なことです」と喜びを口にした。
東宝の市川取締役は「ゴジラはこれまでは破壊するばかりでしたが、これからは新宿歌舞伎町の発展をお手伝いしていきたいと思います」と宣言。また、「エヴァンゲリオン」シリーズの庵野秀明が脚本と総監督を務め、『のぼうの城』(12)の樋口真嗣が監督と特技監督に決定した2016年公開の日本版『ゴジラ』については「来年、新宿を壊すかどうかは現在決まっていません」と語った。
新宿の新たなシンボルとなったゴジラヘッドに街は騒然!なお、新宿東宝ビル8階テラスは、5月17日(日)までは、ホテル宿泊者とカフェ利用者のみ入場可となる。それ以降の入場制限はまだ未定なのでご注意を!【取材・文/山崎伸子】