D・ラドクリフが不幸な男に!?角を生やして狂気炸裂
ダニエル・ラドクリフが主演した最新作『ホーンズ 容疑者と告白の角』(5月9日公開)。『ハリー・ポッター』シリーズでお馴染みのラドクリフだが、本作では不気味な角を生やしたエキセントリックなキャラクターに挑戦している!
彼が演じたのは、幼馴染の恋人を何者かに殺害され、その殺人容疑をかけられてしまった不幸な青年・イグ。絶望の淵に立たされるなか、ある日目覚めると額から角が生えている(!)という、さらなる悲劇に襲われる。恋人殺人の犯人探しを始めたイグは、徐々に怒りと復讐心に満ちた悪魔のような顔つきに変貌していく…。
なんとも奇妙なキャラクターに挑戦したラドクリフだが、『ハリー・ポッター』シリーズ卒業後は、初のブロードウェイで全裸での体当たりの演技を披露したり、『キル・ユア・ダーリン』(13)では詩人で同性愛者といった難役にも果敢に挑んだり……。可愛らしいハリーのイメージを覆すような役どころに次々と挑戦している。
さらに昨年は、アメリカのTVトークショー「ザ・トゥナイト・ショー」で披露したラップが大反響を呼ぶなど、マルチな才能を発揮。もともとエミネムなどのラッパーのファンだと公言していたが、同番組でプロ顔負けのラップを歌い上げ、意外な一面もさらけ出した。
そんな彼が『ホーンズ 容疑者と告白の角』で見せる姿は、ゾッとするほどおぞましい。角が長く大きく成長するにつれ、狂気を増していくラドクリフの姿は一見の価値あり。新たなる一面を披露し続けるラドクリフの活躍を見逃さないでほしい!【トライワークス】
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