竹内結子と大竹しのぶがピクサー最新作で“感情”の声に

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竹内結子と大竹しのぶがピクサー最新作で“感情”の声に

世界初の長編フルCGアニメーション『トイ・ストーリー』(95)以来、『モンスターズ・インク』(01)『カールじいさんの空飛ぶ家』(09)など、20年にわたり世界中に驚きと感動を届けてきたディズニー/ピクサー最新作『インサイド・ヘッド』(7月18日公開)。

本作は、“感情”を主人公に、“頭の中”の世界を描いた冒険ファンタジー。誰の中にもある感情“ヨロコビ”、“カナシミ”の日本語吹替版の声優を竹内結子と大竹しのぶが担当することがわかった。

“感情”そのものを声で演じるというのは、これまでのディズニー/ピクサー作品でも初の試み。映像はすでに解禁となっていたものの、ヨロコビとカナシミの声優は秘密とされており、あの声優は誰なのか?と注目が集まっていた。

声優に竹内と大竹を抜擢したディズニー担当者は「“ヨロコビ”は、どんな時も弾むように明るく前向きで、みんなをハッピーへと誘う感情です。“カナシミ”はヨロコビとは対照的でマイナスな感情と思われがちですが、その存在理由に驚くべき秘密がある、ミステリアスな感情。どちらも、人間の中にある感情そのものを演じる非常に難しい役です」

「それぞれの感情を最大に引き出す高い演技力と、その感情にぴったりなイメージを兼ね備えた方にお願いしたいと考えました。映画やドラマ、舞台で活躍され様々な感情の役を演じられている竹内さん、大竹さんは、11才の少女ライリーと一緒に成長していくヨロコビ、カナシミという感情の機微や人生の深さをセリフで表現してもらえる唯一無二の女優だと感じています」と語る。

ヨロコビの声を担当する竹内は「まさか私がディズニーアニメーションの声を任されるとは思っていなかったんですね。本当に地面の下からブワーって震えがきた感じがして、すごく嬉しかったです」とコメント。

ヨロコビを演じるにあたっては「私自身がこのヨロコビをやっていて楽しいという気持ちは強く出していこうと思ってそこを注意していました。いつもポジティブに物事に向き合っているキャラなので、私が悩んじゃいけないと思って。自分自身が楽しいとか喜んでいる気持ちの何割増しか、かなりハイテンションでやってます」と語った。

また、カナシミの声を担当する大竹は「頭の中の感情が主人公の映画があるというのは知ってたのですが、まさか自分がやることになるとは思っていなかったから、すごく嬉しかったです。ぜひぜひ!という感じでした」と喜びを語っている。

自身の中でのカナシミの存在は「このカナシミちゃんは“悲しみ”でもかわいらしい。悲しみがあるから、そこを抜けた時に喜びがあるというのが、映画のテーマの一つでもあるので、映画の中で悲しみを喜んでいる自分がいます」と語った。

演技派女優の2人が“感情”そのもののキャラクターをどう演じるのか、まずは映像を見てほしい。【Movie Walker】

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