マーベルが女性ヒーローファッションのブランドを設立
マーベルがファッション企業HOT TOPICと共同でヒーロー映画をテーマにした婦人服ブランドを立ち上げた。キャプテン・アメリカやブラック・ウィドウ、アイアンマン、マイティ・ソー、ロキなどをイメージしたワンピースやジャケットなどが発売されている。
これらの服をデザインしたのは、ハーユニバースの創設者アシュリー・エクスタインと、2014年コミコンのギーク・カルチャー・ファッション・コンテストの覇者アンドリュー・マクレインとエイミー・べス・クリステンセンだ。
Digital Spyが掲載している製品の画像を見ると、ブラック・ウィドウのレザースーツを思わせるセクシーな黒のジャケットや裾にキャプテン・アメリカのシールドの絵があしらわれたサマー・ドレスなど、セクシーでキュートなデザインが並んでいる。これらのアイテムはHOT TOPICのサイトで販売されており、5月12日から米国ではショップ販売もされるという。
マーベルとディズニーは、女性向けのヒーロー映画のマーチャンダイズ商品を販売していないことを新聞に指摘されたばかりだ。英紙テレグラフによれば、4月に売り出されたヒーロー映画関連商品60アイテムのうち、わずか3アイテムだけがスカーレット・ヨハンソン演じるブラック・ウィドウの商品だったという。
映画界では女性ヒーロー映画の必要性が深刻に議論されるようになっており、先日もソニーが新『スパイダーマン』シリーズを『スパイダーウーマン』シリーズに変更する意向を固めていると報道されたばかり。
また、『アベンジャーズ』シリーズのスカーレット・ヨハンソンもブラック・ウィドウ単独主演の映画についてマーベルのケヴィン・フェイジ社長と協議していると明かしている。【UK在住/ブレイディみかこ】
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