広瀬すず、是枝監督を「かわいい」と評価
マンガ大賞2013受賞の、吉田秋生の人気コミックを映画化した『海街diary』(6月13日公開)。その公開に先立ち、是枝監督の前作『そして父になる』(13)と本作で撮影監督を務めた写真家・瀧本幹也による写真集「海街diary」が5月22日に発売された。5月27日に、その発売を記念し、著者の瀧本、是枝監督、四女役の広瀬すずを迎えたトークショーを都内で開催した。
本作は、海の見える街で暮らす個性的な4姉妹と、周囲の人々との交流を描いた感動作。まずは広瀬が、第68回カンヌ国際映画祭に参加した感想について「いつもと違った雰囲気の衣装で(レッドカーペットを)歩けたことが楽しかったし、うれしかったです」と語った。
是枝監督は、広瀬について「すずは落ち着いてるので、記者会見でもいちばんしっかり受け答えができるから、何の心配もせずに見ていました。最後、締めていましたし」と感心したそうだ。
広瀬は、瀧本について「現場でクールだから、普段はどんな人なんだろうと4人で話していました」と言うと、瀧本は「面白いところも実はあります」とアピール。広瀬は「ギャップがあるねとか、みんなで言ってましたし、監督についてもかわいいよねとか、そういう話をしてました」とコメント。
是枝監督のかわいさについて、広瀬は「スタッフさん同士も仲良くて、みんなが監督のことが大好きなんだろうなというのが伝わってきて。そこで穏やかにいる監督がかわいいんだろうなと思いました」と分析。是枝監督は「スタッフのおかげだと思います」と恐縮しながら笑顔を見せた。【取材・文/山崎伸子】
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