瀧本美織はM?「パパにめちゃくちゃにされたい」
赤塚不二夫生誕80周年記念作『天才バカヴォン〜蘇るフランダースの犬〜』の初日舞台挨拶が5月23日に新宿バルト9で開催され、監督のFROGMAN、瀧本美織、濱田岳、犬山イヌコ、上島竜兵(ダチョウ倶楽部)、村井國夫が登壇。瀧本が「(バカボンの)パパについていきたい。めちゃくちゃになってもいい!」と大胆発言で会場を沸かせた。
「天才バカボン」を初めて長編映画化した本作。「フランダースの犬」とのまさかのコラボレーションが実現した。この日は司会から、「バカボン一家の誰と一緒に住んでみたいか」との質問が飛び出した。
瀧本は「パパについていきたい。めちゃくちゃになってもいいです」とニッコリ。驚いた犬山が「Mタイプですか」と聞くと、瀧本は「Mかもしれないですね」と笑顔で答え、会場の爆笑を誘っていた。
濱田は「ママ。美人だし、包容力があるし。ママいいっすね」とニンマリ。上島が「ママといろんなことしたい。ちなみに僕はドMですから」と瀧本の発言に乗っかると、村井も「ママですね。ちなみに僕はドMです」と悪ノリし、犬山から「Mばっかりですね!」と突っ込まれていた。
バカボンのパパの“”バカ・パワー”が炸裂する本作。「最近あったバカなエピソード」を聞かれた瀧本は「イヤホンで音楽を聞いていて」と述懐。「イヤホンをはずして何時間かしたあとに、耳の中からイヤホンの中の部分が出てきた。ずっと耳の中にいたみたい」と天然発言で、再び会場を笑わせていた。
最後にFROGMAN監督は「キャストの皆さんはすべて、僕が演じてほしいと思った方ばかり。政治的なこととか、一切ない」と告白。ネロの声を演じた瀧本については「彼女しかいないと思っていた」と明かすなど、キャスト陣一人一人に溢れんばかりの感謝の言葉を贈り、「できうるすべてのことをやった。見ていただいたら、その素晴らしさと面白さが伝わってくると思う」と胸を張っていた。【取材・文/成田おり枝】