菊池亜希子が中島歩の意外性を暴露!「すごい面白い」

映画ニュース

菊池亜希子が中島歩の意外性を暴露!「すごい面白い」

行きがかりの結婚から始まるラブストーリーを描く『グッド・ストライプス』の初日舞台挨拶が5月30日に新宿武蔵野館で開催され、菊池亜希子、中島歩、岨手由貴子監督が登壇。菊池と中島が意外な素顔を明かして、会場を盛り上げた。

本作は、子どもができたことをきっかけに結婚を決意したマンネリカップルが、ぶつかりながらもお互いの新たな姿を知っていくリアルなラブストーリー。

NHK連続テレビ小説『花子とアン』で、仲間由紀恵演じる蓮子の恋人役で知名度を上げた中島。同ドラマでのクールなイメージが印象的だが、菊池は「中島くんはすごく面白くて。落研だったんですよね」と中島の意外な過去を暴露。「しゃべることにいちいちシャレをきかせてくるので、それを受け止めるのが最初は楽しかったけど、途中からちょっと面倒くさくなった」と話し、会場の笑いを誘っていた。

一方の中島は「菊池さんは年上のお姉さんで」とコメント。「撮影前に僕が不安定な状態に陥ってしまって。菊池さんがご飯に誘ってくれたり、『敬語じゃなくていいのよ』と言ってくれたりと、すごいお姉さんでいてくれた。伸び伸びやれました」と姉のようにリードしてくれた菊池に感謝しきりだった。

岨手監督は、「(演じる)緑のような挫折を抱えた気持ちってわかりますか?と聞いたら、『私の中にもそういう部分がある』とおっしゃってくださって。お願いしてよかったと思った」と緑役の菊池への信頼感を告白。

中島にも「(演じる)真生は、自分の人生はこんなもんかと思っているキャラクター。わかる?」と聞いたそうで、「中島くんは、『僕は希望に満ち溢れているので、全然わかんないです』と。でも、そういうあっけらかんとした憎めない感じが、真生には必要だった」と複雑な褒め方をして、会場を笑いの渦に。中島は「それじゃあ僕、バカみたいじゃないですか」と苦笑いでクレームを入れていた。

また、文化系のイメージがある菊池が「実はすく運動神経がいい。鈍臭く見えるらしくて、誰も信じてくれない」と明かす一幕も。それぞれの意外な一面で盛り上がった舞台挨拶だが、最後には菊池が「ひとつのカップルの物語だけれど、日本の社会をちょっとだけいい方向に変えることができる作品だと信じている」とリアルな結婚、妊娠への思いに向き合った映画をアピール。清々しい笑顔を見せていた。【取材・文/成田おり枝】

作品情報へ

関連作品