細田守最新作『バケモノの子』主題歌にミスチルが決定
06年の『時をかける少女』、09年の『サマーウォーズ』、12年の『おおかみこどもの雨と雪』を手がけた細田守監督の最新作『バケモノの子』(7月11日公開)。世界的に注目を集める本作の主題歌をMr. Childrenが担当することが明らかになった。
『バケモノの子』は、バケモノと少年の奇妙な師弟関係を軸に、バケモノたちの棲む異世界「渋天街(じゅうてんがい)」での修行と冒険、リアルな渋谷を舞台にした壮大なアクション、親子の絆やヒロインとの淡い恋愛など、様々な要素を詰め込んだ“新冒険活劇”だ。
あらゆる世代が楽しめる“夏休みの国民映画”を目指す上で、細田守監督が、6月4日(木)に発売となるMr. Childrenのニューアルバム「REFLECTION」に収録される「Starting Over」を聴いたところ、歌詞・楽曲共に、正しく『バケモノの子』の世界観を表現していると絶賛。本作の主題歌になることが決定した。
Mr. Childrenの桜井和寿は、今回の主題歌決定に「凄い映画を観てしまった。 1人の父親として、それから試行錯誤を繰り返す作家のハシクレとして、込み上げてくる感情に胸が苦しくなった。この素晴らしい作品に、微力でも携われることに大きな誇りを感じています」とコメント。
細田監督も、「Mr.Childrenさんと映画『バケモノの子』がコラボレーションできることを、大変光栄に思います。映画『バケモノの子』は、ひとりぼっちの少年の成長譚であり、主題歌『Starting Over』は、少年が思春期の戸惑いを打ち破る、戦いの唄です。タイトルの『新たな出発』という意味を噛み締めて、どうぞ聴いてみてください」と語っている。
役所広司、宮崎おあい、染谷将太、広瀬すず、津川雅彦、リリー・フランキー、大泉洋といった声優陣の参加で話題を呼んでいる本作。そうそうたる顔ぶれに負けない豪華アーティストの参加に、ファンならずとも期待が高まる!【Movie Walker】