釈由美子、サプライズの誕生祝いに「予想しちゃってた」

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釈由美子、サプライズの誕生祝いに「予想しちゃってた」

釈由美子主演のアクション映画『KIRI 「職業・殺し屋。」外伝』(6月20日公開)の完成披露特別先行上映イベントが6月9日に池袋HUMAXシネマズで開催され、釈をはじめ、久保田悠来、文音が登壇。今月、誕生日を迎える釈と久保田にサプライズで花束のプレゼントが贈られたが、釈が「予想しちゃってた」とお茶目な笑顔を見せた。

坂本浩一監督がメガホンをとり、孤高の女暗殺者・キリの復讐劇を描く本作。釈は「心に孤独を抱えながらも復讐に燃える孤高のヒロイン」と演じた役柄を紹介。「強くてかっこいいんだけれども、瞳の奥が泣いているという、守ってあげたくなるようなキャラクターにしたかった」と役作りを振り返った。

釈は、『修羅雪姫』(01)から14年ぶりとなる本格アクションに挑戦している。古武道の黒帯を持つ有段者だという釈。「最近テレビで、残念なスキップを披露しているので、アクションができるのかと思われがち」と自虐的に語り、「この映画のアクションを見て納得していただけたら、『釈由美子、スキップは残念だけどアクションはできるぞ』とお伝えいただきたい」とニッコリ。会場の笑いを誘っていた。

歌手・長渕剛を父に、元祖アクション女優の志穂美悦子を母に持つのが、文音だ。本作で本格アクション映画デビューを果たしたが、「たくさんの男性を倒せるんですから、楽しかったです」と充実の表情。今回はスケジュールの都合で母からのアドバイスをもらうことはできなかったそうだが、「アクションをし始めた頃は、中途半端なアクションはしたくなかったので、母に教えてもらっていたりした」と明かしていた。

またこの日は、釈が6月12日、久保田が6月15日に誕生日を迎えるとあって、2人にはサプライズで花束が登場した。文音から花束を受け取ると釈は「やっぱりな」と照れ笑い。「久保田くんと誕生日が近いので、サプライズがあるよねって予想しちゃっていた」と正直に打ち明け、「でもすごくうれしいです」とちょっと早めの37歳のバースデー祝いに満面の笑顔を見せていた。【取材・文/成田おり枝】

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