斎藤工の子どもへの対応が優しすぎる!西村監督が絶賛

映画ニュース

斎藤工の子どもへの対応が優しすぎる!西村監督が絶賛

斎藤工主演の忍者アクション『虎影』(6月20日公開)の完成披露試写会が6月11日にアキバシアターで開催され、斎藤をはじめ、石川樹、西村喜廣監督が登壇。斎藤が劇中の忍者の扮装で登場すると、会場から「かっこいい!」とため息まじりの声援があがった。

本作は、かつて“最強”の名を欲しいままにしていた虎影が、愛する者を救うため命がけのバトルに挑む物語。実写映画『進撃の巨人』では特殊造型プロデューサーを務める鬼才・西村監督がメガホンをとった。

斎藤は「西村さんのつくる忍者もの。何を考え、何をつくるのかといちファンとして興味があった」とオファーを受けた経緯を述懐。「天才アーティストだと思います」と監督への絶大な信頼感を語った。西村監督も「最近、アクションものでオリジナルストーリーというのは少ない。オリジナルだからこそ、工を主役でやりたくてつくった」と告白。「主演には工しか考えられなかった」と相思相愛の思いを明かしていた。

また、忍者・虎影が愛する家族を守ろうと奮闘する本作。斎藤は「僕はまだ結婚もしていないし子どももいませんが」と切り出し、「虎影のかっこよさは、自分より優先するものに向かっているところ。本当にかっこいい人ってこういう人だと思う」と演じたキャラクターに惚れ惚れとしていた。

その虎影の息子役を演じたのが、石川。石川は「アクションが大変だった。雨が降ってしまったシーンは本当に寒くて。頑張らなきゃなと思った」とコメント。すると西村監督が「本当に雨が降ってしまって、二人ともびしょ濡れで。アクションが終わってロケバスに入ったら、工が自分の体を拭かずに、この子の頭をずっと拭いていた。優しいヤツだなと思った」と斎藤の優しさを目の当たりにしたとか。斎藤が「それは“営業スイート”です。こういう場面で監督が話すかなと思ってやったこと」と照れ隠しのように話すと、会場も大爆笑だった。

最後には「自信をもっております」と完成作に胸を張った斎藤。「劇場空間で他人と共有して楽しむ映画になった。西村さんの世界観に劇場で触れることは、貴重な体験になる。日本映画の底力を証明したい」と熱く語り、大きな拍手を浴びていた。【取材・文/成田おり枝】

作品情報へ

関連作品

  • 虎影

    4.0
    0
    斎藤工主演、捕らわれた妻子を救うため強敵に戦いを挑む忍者の活躍を描くアクション
    Prime Video U-NEXT Hulu