『ターミネーター4』にシュワちゃんがデジタル出演!?
ファン待望のシリーズ最新作『ターミネーター4』(6月5、6、7日先行、6月13日公開)に、シュワちゃんことアーノルド・シュワルツェネッガーがスクリーンに登場することが明らかになった!
現在はカリフォルニア州知事である彼が登場するのは、成長したジョン・コナー(クリスチャン・ベール)に襲い掛かってくるという緊迫のシーン。シュワ型ターミネーター“T-800”は、お決まりの一糸まとわぬ姿で登場する。でも……よく見ると若い。やけに若い。それもそのはず、実はホンモノのシュワ知事ではなく、顔の部分だけシリーズ1作目のものを合成したCGなのだ。
製作サイドは、彼に正式に出演のオファーをしたものの、公務が多忙なシュワ知事はオファーを断り、デジタルでの出演をOKしたとのこと。デジタルで、しかも体はボディービルダーが吹き替えしてるけど、決してがっかりするような内容ではないのでご安心を。
しかも! ジョンの母親、サラ・コナーを演じたリンダ・ハミルトンが声のみの出演を果たしているのだ。過去作で、サラは将来生まれる息子ジョンのために、スカイネットが脅かす世界の過去・現在・未来や、リーダーになるために必要なことなどをテープに吹き込んでいるシーンがあるが、本作でその受けとも言うべきシーンがあり、ファンにとっては唸るシナリオになっている。
シュワ知事もハミルトンも直接の出演はしないものの、彼らの起用によって今までの世界観が大切にされているのがよくわかる。作り手が過去のシリーズを非常にリスペクトしていて、ファンを思いやっているのが伝わるのだ。
北米を除いた海外マーケットで、シリーズ2作目・3作目の興行収入は、日本が2位の英国を2倍以上の差を付けている。日本は「ターミネーター」シリーズを愛する人が多いということになる。みなさん、成長したジョンの勇姿、しかと見届けて!【MovieWalker】