シュワ、日本のファン600人と「アイルビーバック!」
アーノルド・シュワルツェネッガーが12年ぶりのシリーズ復活を果たした『ターミネーター:新起動/ジェニシス』(7月10日公開)。来日を果たしたシュワルツェネッガーと新たにヒロインのサラ・コナーを演じたエミリア・クラークが7月6日に六本木ヒルズアリーナで開催されたジャパンプレミアに登壇し、「アイルビーバック!」とキメ台詞をお見舞い。会場から大歓声を浴びた。
あいにくの雨となったが、会場には約600人のファンが駆けつけ、キャスト陣が現れると大歓声が沸き起こった。シュワルツェネッガーとエミリアは晴れやかな笑顔でレッドカーペットを闊歩。サインや握手に応えるなど二人の熱心なファンサービスに、会場も大興奮だった。
シュワルツェネッガーは、「12年前に最後の『ターミネーター』を紹介した。ターミネーターは必ず約束を守るんだ。『ジェニシス』で、『アイルビーバック』という約束を守れて誇りに思っている」と『ターミネーター』への復活を高らかに宣言。「こんなにたくさん来てくれてありがとう。何度言っても足りないよ。アリガトウ!」と日本語を交えながらファンに感謝を述べた。
エミリアは、「ものすごい喜び。たくさんのことを学ばせてもらった」とシュワルツェネッガーとの共演を喜び、「今回は、シュワルツェネッガーに守られるという役。世界中で一番ラッキーな役だと思います」とコメント。シュワルツェネッガーは「今回は彼女のお父さんのような役だけれど、私はこんなに若いだろう?そんなに歳をとったように見えるか不安だったよ」とお茶目に語り、会場の笑いを誘っていた。
その後ステージには、「『ターミネーター』の大ファン」というモデルの西内まりやが登場。エミリアには花束を、シュワルツェネッガーには熊のぬいぐるみをプレゼントした。西内は「たくましい背中に憧れて。シュワルツェネッガーさんは、自分の中のヒーローでした。お会いできるなんて思っていなかった」と感激の面持ちで話すと、シュワルツェネッガーは「本当にうれしい」とにっこり。西内にハグ&頬へのキスで感謝の気持ちを表すと、西内は口をおさえて大興奮。「胸がいっぱい!明日になったら夢だと思ってしまいそうで、明日になってほしくない」と恥ずかしそうに打ち明けていた。
最後には、ファンも一緒になってシュワルツェネッガーと「アイルビーバック!」と絶叫。大盛況のジャパンプレミアを締めくくった。【取材・文/成田おり枝】