シャーロット王女の洗礼式のファミリー写真を徹底分析
7月5日に行われたシャーロット王女の洗礼式の、公式写真がケンジントン宮殿のオフィシャルサイトで公開された。
オフィシャル・フォトグラファーのマリオ・テスティーノによって撮影された公開写真4枚のうちの1枚にあたる、サンドリンガムハウスで撮られたロイヤルファミリーとミドルトン家の写真を、礼儀作法の専門家ウィリアム・ハンソンが徹底分析している。
同氏によれば、「2013年のジョージ王子の時とは座る位置が変わっていますが、これはフォトグラファーの指示によるものだと思われます。ジョージ王子の際は、前列の椅子の中心に座ってジョージ王子を抱いているキャサリン妃の後ろに立っていたのはヘンリー王子と妹のピッパでしたが、今回は、キャサリン妃の母親であるキャロル夫人とチャールズ皇太子が立っています。前の椅子にウィリアム王子とともにエリザベス女王が座っているのはお年を召されているからでしょうが、今回ピッパがキャサリン妃の後ろに立っていないのは、そっくりの洋服を着ているからだと考えられます」
「ミドルトン家の女性は皆同じような色の洋服を選んでいますが、誰に対しても差しさわりがないように無難にまとめたのでしょう。写真で目立つのは、カミラ夫人の洋服と、それにマッチングさせたチャールズ皇太子のネクタイの水色と、エリザベス女王のピンクの洋服です。エリザベス女王は、ジョージ王子の洗練式にはブルーの洋服を着ていましたので、今回はシャーロット女王が女の子であることを意思した選択でしょう。彼らの色使いの選択はさすがです。一方でミドルトン家の女性は、バックとなるサンドリンガムハウスの壁がベージュであるにもかかわらず、同色系の色を選んだのは極めて中流階級の選択だと言えます」
「ミドルトン家の女性がかぶっている帽子は、この場にはあまり適切とは言えません。カミラ夫人の帽子は、大きさといい形といい、とてもこの場に適した伝統的なものです。それと、洗礼式や結婚式で帽子をかぶる場合は、かならず手袋を着用する必要があります。このしきたりが守れているのは、残念ながらエリザベス女王だけです」と、辛口コメントを寄せている。
最後には、「いくつかの失敗はありますが、家族団らんのとても素晴らしい写真です」と付け加えているが、多くのファンからは、「余計なお世話」「事前にコンセンサスを取っているはずで、問題ないはず」「キャサリン妃は十分素晴らしい!」と、辛口コメントに対する辛口コメントが多数寄せられている。【NY在住/JUNKO】