『ハリポタ』最新作が次のエマ・ワトソンを募集
『ハリー・ポッター』シリーズの新プロジェクト作が、第2のエマ・ワトソンになる子役を公募していると英紙テレグラフが伝えている。
ハリポタシリーズの原作者J・K・ローリングが自ら脚本を担当する『ファンタスティック・ビースト・アンド・ホエア・トゥ・ファインド・ゼム(原題)』は、今年のアカデミー賞主演男優賞を受賞したエディ・レッドメインが主演することが決定しているが、彼が演じるニュート・スキャマンダーと共に登場する少女を演じる8歳から12歳までの子役を一般から募集するという。演技の経験が全くなくても応募できるそうで、オーディションは今週土曜日にロンドンのExCelセンターで行われる。
この役柄はモデスティーという名前で、人間の中身を見通せる不思議な能力を持った少女だという。「モデスティーは取り憑かれた少女で、静かですが芯の強い子供です。彼女は人々の深い内面を見抜き、理解することができます」とスタジオが発表した声明文には書かれている。
英国では未成年者の就労に関して法的に厳しい制限が設けられているので、ハリポタシリーズでは、ダニエル・ラドクリフ、エマ・ワトソン、ルパート・グリントの役は「とても小さい大人」が演じていたことがあったとアラン・リックマンが暴露したばかりだ。
テレグラフ紙によれば、子役がスタジオにいられる時間には制限があり、決まった時間になると宿題をするためにスタジオを出なくてはならないので、ダニエルやエマ、ルパートが大人の俳優と会話するシーンを撮影する時には、変装した大人が3人の役を演じていたこともあったとリックマンは語っている。【UK在住/ブレイディみかこ】
作品情報へ