『スター・ウォーズ』新作出演で注目のアダム・ドライバーって?
年末の公開に向けて徐々に盛り上がりを見せている『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(12月18日公開)。ハリソン・フォード、キャリー・フィッシャー、マーク・ハミルといった旧作メンバーの出演も話題の本作には、新ヒロインのレイ役であるデイジー・リドリーなど新鋭キャストも多数起用されているが、そんな中でチェックしておいてほしいのが、若手俳優のアダム・ドライバーだ。
現在31歳のアダムは、知名度こそまだまだだが、11年の『J・エドガー』で本格的に映画デビューを果たし、『フランシス・ハ』(12)やTVシリーズ「GIRLS/ガールズ」で人気を博した実力派。先日サンディエゴで開催されたコミコンで、『スター・ウォーズ』の新たな悪のキャラクターであるカイロ・レンを演じるのがアダムだと明かされ、一気に注目度が急上昇している。カイロ・レンはヒロインであるレイの兄らしいが、なぜ彼がダーク・サイドに堕ちるのか…新作でもかなり重要な役どころになることは間違いないだろう。
そんな大役に抜擢された彼が、実は現在公開中の映画『奇跡の2000マイル』に出演している。今回、『奇跡の2000マイル』からMovie Walkerに、アダムの特別インタビュー動画が到着した。
本作は、1977年にたった一人でオーストラリア西部の砂漠2000マイル(約3000km)を横断するという冒険の旅に出たロビン・デヴィッドソンの回顧録を映画化した人間ドラマ。『アリス・イン・ワンダーランド』(10)のミア・ワシコウスカがロビン役で主演を務め、アダムはナショナルジオグラフィックの写真家リック・スモーランに扮している。
劇中で、主人公ロビンの旅を金銭的にサポートする引き換えに取材を行い、度々ロビンの前に現れるリック。彼は当初ロビンから疎ましく思われているが、7か月にもおよぶ孤独な旅のなかで顔を合わせるうちに、いつしか深い信頼関係で結ばれていくという役どころだ。
アダム・ドライバーは動画中で、本作におけるロビンとリックの関係、そして初共演となったミア・ワシコウスカについてコメント。また、本作はロビンが辿った実際の旅を再現すべく、オーストラリアの砂漠で全編撮影されているが、そのロケーションの魅力についても語っている。
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』への出演で今後、ビッグスターの仲間入りを果たすこと必至なアダム・ドライバー。今こそ、『奇跡の2000マイル』で青田買いするチャンスだ。【Movie Walker】