キャサリン妃への批判にファン激昂!白髪論争に発展
ダイアナ妃の担当美容師だったニッキー・クラークが、キャサリン妃の生え際の白髪について「最悪だから染めた方がいい」と発言した件で、キャサリン妃ファンの女性たちが激怒している。
英誌NOWのサイトによれば、特に女性たちの怒りを買っているのは、ニッキー・クラークの「男性の場合は50代のシルバーグレーも素敵に見えるが、女性は違う。本当に年を取るまではどんな女性も白髪を隠すべき」という発言だそうで、「腹が立つほど性差別的」「女性はいくつになったら白髪を見せてもいいかなどというルールを作るつもりでいるのかしら。たとえ誰であろうと、そんな奴はくたばれ」」「そういう自分は70年代から全く同じ髪型をしているくせに。白髪なんてどうでもいい。誰だって白髪になるのよ」などのツイートが殺到しているという。
また、女性誌GRAZIAのサイトは「どうして私たちはいまだにキャサリン妃の白髪について語っているの?」と題された記事の中で、「妊娠中に髪を染めないのはキャサリン妃の決断だった。それで白髪が見えたのだったら立派だ」「キャサリン妃の外見や肉体の一部ばかりを話題にするのは、彼女をまるでロボット扱いにしている」と書いている。
さらにニッキー・クラークの「男性だけが白髪でも素敵に見える」という主張は全く間違っていると書き、最近は女性の間でもグラニーヘアと呼ばれる白髪がファッショナブルになっていることを指摘している。確かにリアーナやレディー・ガガもシルバーに髪を染めたことがあるし、マドンナの娘ローデスも総白髪になって街を歩いている姿を撮影されており、ファッションショーでも白髪のモデルを使っているブランドがある。
しかし、英紙ガーディアンは、トレンドで髪を白く染められるのは年齢が若いうちだけで、中高年の女性セレブはみな白髪を染めていると書き、男女平等が叫ばれる時代なのに女性版ジョージ・クルーニーのような白髪のセレブはまだ出て来ていないと問題提起している。【UK在住/ブレイディみかこ】