「NARUTO」ファンをくすぐる『BORUTO』の見どころは?

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「NARUTO」ファンをくすぐる『BORUTO』の見どころは?

1999年から15年に渡って連載され、昨年完結を迎えた人気漫画「NARUTO ナルト」。その最終話以降の物語が描かれることで、かねてより話題を集めているのが8月7日(金)公開の『BORUTO -NARUTO THE MOVIE-』だ。公開を直前に、本作を存分に楽しむためのポイントを一挙に紹介したい。

まずは、原作にも登場する主要キャラクターたちの子供たち。ナルトとヒナタの息子・ボルトをはじめ、サスケとサクラの娘・サラダ、シカマルとテマリの息子・シカダイら、次世代の忍たちが続々と登場する。

いたずらっ子でやんちゃなボルトや、メガネをかけて知的な雰囲気を漂わせるサラダなど、親のDNAをしっかり受け継いでいる姿が可愛らしい。あの2人が結婚するとこんな子が産まれるんだ…と想像をめぐらせながら鑑賞するのも一興だ。彼らが切磋琢磨して、中忍選抜試験に挑んでいく姿はかつてのナルトたちを彷彿させ、微笑ましい気分にさせてくれる。

続いて注目すべきは、やはりナルトの活躍。本作では七代目火影として木ノ葉隠れの里を統治し、里に訪れた新たな危機に対応するなど、ナルトの飛躍的な成長が伺える。ナルトの子ども時代を知る原作ファンは、あのナルトが火影として立派に仕事をしている姿を見ただけで、ウルっとさせられるはず。また、ボルトとの絆やサスケとの変わらない友情にも注目だ。

多くの謎を持つ新キャラクター“ミツキ”の親が明かされるという点も見逃せない。ボルトやサラダと同じ班の忍であるミツキは、下忍とは言えどもかなり優秀。色白の肌が特徴で、他の忍とはちょっと異なるオーラを放っている。ファンの間では、大蛇丸やカカシなど、ミツキの親の正体をめぐってさまざまな意見が飛び交っている。一体、ミツキは誰の子どもなのか…。その真相はぜひスクリーンで確認してほしい。

原作者の岸本斉史が劇場版シリーズ11作目にして、初めて脚本、キャラクターデザインなどを担当した本作。岸本が「これ以上のものは描けない!」とコメントするほど、ファンを納得させる渾身の作品に仕上がっている。ナルトの息子・ボルトを主人公にした新時代の幕開けとも言えるこの物語!何はともあれじっくりと味わってほしい。【トライワークス】

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