祝日“山の日”施行まで1年!エベレスト登山の撮影法は?

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祝日“山の日”施行まで1年!エベレスト登山の撮影法は?

来年2016年より、8月11日は“山の日”として国民の祝日になる。「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ことを趣旨としたこの祝日。ちょっと気が早いが、施行1年前記念として、エベレスト登山が題材の映画『エベレスト3D』(11月6日公開)の特別メイキング映像が到着した。

1953年に初登頂がなされて以来、世界中の登山家を魅了し続けている世界最高峰のエベレスト。しかし、地球上で最も生きるのが難しい場所でもある。標高8848mの山頂での風速は時速320kmを超え、気温は零下26度まで低下、気圧は地上の1/3で、酸素の供給を受けずに長時間留まれば、肉体と意識の両方の機能は停止してしまう、まさに“死の領域(デス・ゾーン)”だ。

そんなエベレストで1996年に繰り広げられた実話を基に映画化された本作。登頂の夢をかなえるためエベレストへやって来た世界各国の登山家たちが、自然が猛威をふるうデス・ゾーンで生き残りを賭けた闘いに挑む姿を、3Dならではの圧倒的な迫力で映像化している。

事実に基づく物語ということもあり、リアルさを徹底的に追求する為、実際にエベレストでの撮影を敢行。キャストたちにも登山を体験させたそうで、はじめてエベレスト登頂を目指すベック役を務めたジョシュ・ブローリンは「過酷な環境だったよ」と当時を振り返る。

雪崩の警告が出たり、セットが埋まったりするなど撮影は困難を極めたようだが、製作スタッフの情熱が「見たこともない景色」を生み出している。バルタザール・コルマウクル監督は「誰も見たことのない瞬間を映画にしたかった」と熱く語り、観客は度肝を抜かれるはず」とその仕上がりに自信をのぞかせている。

雪崩が起こる現場で、雪まみれになりながら撮影を行うキャストとスタッフたちの姿は、まさに壮絶の一言。CGを超える迫力に、思わず冷や汗が出てしまうはずだ。【Movie Walker】

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