綾野剛、向井理とは「長いつきあいになる」と宣言
向井理主演の人気ドラマと共に製作された劇場用映画『S −最後の警官− 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』(8月29日公開)の完成披露舞台挨拶が、8月11日に恵比寿ザ・ガーデンホール1で開催。向井理、綾野剛、新垣結衣、吹石一恵、青木崇高、池内博之、平山浩行、高橋努、 大森南朋、平野俊一監督が、レッドカーペットを歩いた後、舞台挨拶に登壇した。途中、吹石のサンダルのストラップが弾けるというアクシデントがあったが、綾野がフォローし、笑顔で乗り切った。
向井は、好敵手役の綾野との共演シーンについて「綾野くん演じる蘇我と、ちょっとセリフを交わすシーンがあって。それ1つだけ観ても、2人の関係性やバックボーンが見えるような説得力があるシーンになったと思います」と手応えを口にした。
綾野も、向井との関係性について「素直に、長いつき合いになるなと思いました。共演者を超えて友人関係でもあるんですが、映画をきっかけに関係性も深まり、飲みに行ったりします」とのこと。
飲みの場では、映画の話はしないと口を揃える2人。綾野は「してますとかいった方が良いんですか?してないんです。申し訳ござません」とイタズラっぽい笑みを見せた。
新垣は、演じた女性隊員・林イルマと、綾野演じる蘇我伊織との関係性について「同じ狙撃手として良きライバルでもある。隊は違いますが、仲間になるのではないかと思いました」とコメント。
2人の仲の進展について尋ねられると「どうなんでしょう?」と新垣が綾野に振る。綾野は「まだまだどうなるか全然わからない。でも、蘇我に対して、非常に見つめてくれてる人だなと思うし、漫画の17巻には新しい関係性も生まれてますので、漫画の方もよろしくお願いします」とアピールした。
吹石も、演じた棟方ゆづると、向井演じる神御蔵一號との関係性について「何かしらの進展はあるんですが、この人がこういうアクションを起こして」と言いかけると、向井から「はい、ここまで」とストップがかかる。吹石は「言えないことがたくさんあって」と苦笑いした。
『S −最後の警官−』は、「海猿」の原案を手掛けた小森陽一が原作、作画を藤堂裕が手がけた人気コミックの映像化作品で、警察庁特殊急襲捜査班NPSの活躍を描く。【取材・文/山崎伸子】