大島優子、念願の主演作を「アルバムを見せるような気持ち」

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大島優子、念願の主演作を「アルバムを見せるような気持ち」

第18回上海国際映画祭パノラマ部門に正式出品されるなど、海外からも高い注目を集めている映画『ロマンス』(8月29日公開)。8月13日、本作のジャパンプレミアがスペースFS汐留にて行われ、主演を務める大島優子のほか、共演の大倉孝二、タナダユキ監督が出席。プレミア上映を前に、軽妙なトークで会場を沸かせた。

大島は開口一番、「みなさんにこの作品をお届けするのが楽しみだった。自分の思い出のアルバムを見せるような気持ちです」と挨拶。大倉は「聞いた話によると、昨日の朝10時から並んで待ってくださった方もいるそうですね。30時間以上…本当にありがとうございます。でもその方が上映中に寝ないか心配です(笑)」と、徹夜組のファンをねぎらった。

そんな2人の挨拶を見ていたタナダ監督は、彼らの関係性について証言。「じつは最近、大島さんの力が増してるんです(笑)。先日、大島さんと大阪へキャンペーンに行ったんですが、その日大倉さんがオフだと聞いて、『なんで来ねえんだよ!』と(笑)。でも、大倉さんが自腹でキャンペーンに参加してくれて…。その大倉さんに対して、大島さんが上から目線で『えら~い』って言ったんですよ(笑)」。

ちなみに本作が、AKB48卒業後、初めて主演作となった大島。タナダ監督は大島について「自分がどうやったら魅力的に映像になるかわかっている。さすが国民的アイドルグループのセンターは違うなと(笑)。『可愛く撮ってもらおう』という下心がまるでなかったので、とてもやりやすかった」とベタ褒め。大島は「タナダさんは私がお芝居をやる上で信頼してくれていた。撮りたい画があっても、役者の気持ちを考えてくれたので、『お任せします!』という感じで。これがタナダワールドなんだな!と。だからこそ役者のみなさんがさらけ出せるんだと思いました」と、現場での“タナダ演出”を振り返っていた。

会場に集まったファンに手を振りながら、終始和やかなトークを展開した3人。最後に観客と一緒にフォトセッションを行い、熱気に満ちたジャパンプレミアを終えた。【取材・文/トライワークス】

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