かすみ果穂のR15の官能ショット、どこまで見られる?
年間約36作品のピンク映画を作る大蔵映画が、R18+とR15+の2バージョンでピンク映画を制作する新プロジェクト「OP PICTURES+」をスタート。8月30日(日)よりテアトル新宿で公開となる『誘惑遊女~ソラとシド~』もその一作で、15歳以上が鑑賞できるR15+として上映される。ここでふと疑問に思うのは、R15+とR18+の描写の境目。同じ作品でもどんな違いがあるのか、簡単に紹介してみたい。
本作で主演を務めるのは、AV女優やアイドルとして活躍する、かすみ果穂。風俗店「どれみ」で働く、明るく天真爛漫な女性・宅間空に扮している。そんな彼女をはじめとする出演陣の絡みの場面には、R15+とR18+で細かい違いが!
まずR15+版では、腰から下の部分の描写がNGに。下半身を隠すため布団や毛布、花瓶や小物などでカムフラージュしながら、間接的にエロティックな雰囲気を醸し出す。ラブシーンでは、女性の上半身がメイン。物語の終盤、空と「どれみ」の店長・要(ダーリン石川)が魅せる、ロマンチックな絡みにはドキドキさせられそうだ。
一方、R18+版ではその規制がないため、描写はもっと煽情的なものへ。セックスシーンはキスから始まり、男女が体を求めあう様子をダイレクトかつ官能的に見せていく。ボカシを入れている箇所もあるが、R15+版とはちょっと違う大人の色気が充満。劇中、かすみが披露する艶っぽい表情や美しい体には、思わず見惚れてしまうかも!?
また、濡れ場がR18+版に比べて少ないR15+版では、ストーリーラインがより重厚に。ヒロインが恋に悩んだり、「どれみ」を潰そうとする役所との対立があったりと、ドラマ部分がより際立つようになっている。エロだけではなく、1つの物語としても楽しむことができるのだ。
このように、R15+版とR18+版で異なる部分はあるものの、従来より幅広い層が鑑賞できるようになったのは嬉しい限り。R18+版は『誘惑遊女の貝遊び』というタイトルになっているので、年齢的に可能であれば、両作品を見比べてみてはいかが?【トライワークス】