女性セレブはなぜそんなにヌードになりたがるのか?

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女性セレブはなぜそんなにヌードになりたがるのか?

先週、57歳のシャロン・ストーンが、ハイヒールにネックレス以外一糸まとわぬ姿をHarper's Bazaar誌に披露したことが、大きな衝撃を与えた。露出の多いマイリー・サイラスや、妊婦ヌードを披露したキム・カーダシアンなど、昨今の女性セレブは、裸になることに何の恐れも躊躇もないように見える。しかし、一体彼女たちを駆り立てるものは何なのか? 米フォックスニュースが、専門家の見解を明らかにしている。

専門家によれば、多くの場合、ヌードを披露することで受ける批判よりも、もっと大きな心理的な利益を得ることができるからだという。

キンバリー・モフィット医師は、「ヌードになることで得られる心理的な利益としては、ボディイメージに対する絶対的な自信を持ち、自尊心を高めることができるのです。人間としての自信を持っていれば尚更ですが、シャロンのような女性は、自分の身体をコントロールしていることが、大きな原動力となるのです。また、裸体をさらすことで、美しいボディにはさまざまなタイプがあると他の女性たちに示し、誇りを感じている女性たちもいます」と分析。

またアティラ・チャールズ医師は、「セレブの場合、ソーシャルメディアで『いいね!』をもらったりフォロワーが存在していることで、自身がよいイメージのシンボルになりえるのです。注目され、知名度が上がることは『ヌードはいいことだ』というイメージを受けるため、ヌードになるのです」という見解を示している。

しかしどの専門家も口を揃えて言うのは、「節度が大事」ということだ。

「キム・カーダシアンのように、他のセレブと違ってしばしばヌードを披露していると、アイデンティティの中のヌードが占める割合が高くなってしまいます。キムの場合は、故意に自分を性的関心の対象であり、ヌードや美に価値を見出しているように定義づけているため、世界中からヌードのみを期待されるようになります。彼女も世界中の期待に応えるべく、求められるままにヌードを提供し続けることになってしまう」そうだ。

今回のシャロンのように久々の衝撃ヌードは、インパクトという意味においても、女優完全復帰宣言にふさわしい決断だったのかもしれない。【NY在住/JUNKO】

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