カンヌのパルム・ドールが決定!菊池凛子主演作は?―第62回カンヌ国際映画祭
11日間にわたり開催されてきた第62回カンヌ国際映画祭が、24日午後7時15分(現地時間)から開かれた授賞式をもって閉幕した。
パルム・ドールは、ミヒャエル・ハネケ監督『The White Ribbon』に授与された。コンペティション作品20本の中から選ばれた受賞作品は以下のとおり。
●パルム・ドール『The White Ribbon』ミヒャエル・ハネケ監督
●グランプリ『A Prophet』ジャック・オディアール監督
●監督賞『Kinatay』ブリランテ・メンドーザ監督
●審査員賞『Fish Tank』アンドレア・アーノルド監督、『Thirst』パク・チャヌク監督
●男優賞『Inglourious Basterds』(クエンティン・タランティーノ監督)クリストファー・ワルツ
●女優賞『Antichrist』(ラース・フォン・トリアー監督)シャルロット・ゲンズブール
●脚本賞『Spring Fever』(ロウ・イエ監督)メイ・ファン
今年は以上の賞に加えて特別功労賞として『Wild Grass』のアラン・レネ監督が表彰され、満場のスタンディング・オーベーションを受けた。
また、審査員ではなく高等技術院が選ぶ“アーティストと技術者のためのバルカン賞”には、菊池凛子主演作の『Map Of The Sounds Of Tokyo』(イサベル・コイシェ監督)の音響監督エトール・ベラングエが選出された。【シネマアナリスト/まつかわゆま】
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