B・ウィリス、W・アレン監督からクビにされた?
ウディ・アレン監督の新作からの突然の降板が伝えられたブルース・ウィリスは、実は監督から解雇されたようだとニューヨーク・デイリーニュースが伝えている。
タイトル未定のアレン監督の新作は、すでに撮影が開始されており、ブルースのほか、クリステン・スチュワートやジェシー・アイゼンバーグ、ブレイク・ライブリーらが出演している。ブルースはスケジュールの都合がつかないことを理由に降板したと報道されていたが、映画情報サイトのComing Soonが8月24日に撮影されたアレン監督の新作撮影現場の写真を公開しており、そこにはブルースの姿があったという。
スケジュールの関係で降板するとすれば、撮影には最初から参加しないだろうし、The Wrapのライター、ジェフ・スナイダーは、アレン監督の映画にブルースが出演することの意外性をツイートしている人物に対し、「ブルースはクビにされたから、心配する必要ないよ」と答えている。
ケヴィン・スミス監督は『コップ・アウト 刑事(デカ)した奴ら』(10)でブルースを主演に起用した時のことをその自伝に書いたことがあり、「彼がセットにいる時には、非常に非生産的で不愉快な職場になった」と記している。
また、アレン監督も撮影を始めてから俳優を交代することがある監督として有名で、『カイロの紫のバラ』(85)では、撮影開始1週間後にマイケル・キートンを交代させたことがあった。【UK在住/ブレイディみかこ】
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