「猫侍」で人気の白猫・玉之丞&黒猫・ヤムヤムが登場!
330席が3分で完売した『猫侍 南の島へ行く』のティーチイベントが、9月19日(土)、シネマート新宿にて開催され、話題沸騰中の主人公猫・玉之丞(若さくら)と、恋人役のヤムヤム(ジャック)が登場した。
同イベントには、本作や連続ドラマ小説「まれ」、大河ドラマ「花燃ゆ」など、数々の作品に携わってきたアニマルトレーナーの北村まゆみと渡辺武監督が、さくらとジャックを抱いて登場。撮影秘話などを披露した。
実はさくらと共演した俳優の北村一輝は“主従関係”にあったそうで、さくらが“主人”だったという。渡辺監督曰く、「北村さんは下。さくらは抱かれているとき、もっとちゃんと抱いてくれよ、といった表情をしていた(笑)」と笑った。
観客からの質問コーナーでは「松崎しげるさんが歌を歌った経緯は?また、南の島の設定のはずですが、息が白いときがあるのはなぜでしょうか?」といった鋭い指摘が飛び出す場面も。渡辺監督は「しげる松崎は歌うことを快諾してくれまして。なぜか出演もしてくれたんです。踊っているシーンもあるんですよ」と松崎のサービス精神の高さを明かし、「白い息は撮影場所の関係で自然に出てしまった。2月に日光で撮影していたんです」と苦笑。「CGは使わない主義なのでこうなりました」とぶっちゃけトークを繰り広げた。
本作は、江戸時代を舞台に、かつて剣客として腕を鳴らした強面の浪人と一匹の白猫の交流を描く人気TVシリーズの劇場版第2弾。剣術指南役の仕事の話を受けた浪人・斑目久太郎が、愛猫・玉之丞を連れて土佐へと向かう姿を描く。【取材・文/平井あゆみ】
作品情報へ