ベッカム家、女王よりリッチに!資産が900億円超え
デビッド・ベッカムと妻ヴィクトリアが建てた邸宅が、バッキンガム宮殿をもじってベッキンガム宮殿と呼ばれていた時代があったが、どうやらベッカム一家の資産総額が5億ポンド(約906億円)を超えたそうで、エリザベス女王よりもリッチになったと英紙デイリー・メールが伝えている。
この資産評価はロンドン・スクール・オブ・マーケティングの専門家たちが行ったもので、ベッカム夫妻が関与しているビジネスや、世界で最も有名な家族としての一家の市場価値などを試算したものだそう。妻のヴィクトリアはファッションデザイナーとして成功しており、業界でも一流のビジネスウーマンとして認められているし、ベッカム家は有名サッカー選手とその家族という枠組から進化しているという。現在、一家の年収は約4000万ポンド(約73億円)と推定されている。
ベッカム家のビジネスの3本柱は、サッカー関連の仕事(写真のコピーライトやスポンサーシップ)を管理するデヴィッドの会社のフットワークプロダクション、一家のその他の分野での仕事(モデル業や推薦広告など)を管理するベッカム・レーベル、そしてヴィクトリアのファッション事業を管理するベッカム・ヴェンチャーで構成されている。それらの事業やと事業以外の資産をすべて合計すると、一家の資産は約5億ポンドとなる。一方、エリザベス女王は今年のサンデー・タイムズ紙の長者番付で資産3億4000万ポンド(約617億円)と発表されていた。
ロンドン・スクール・オブ・マーケティングのCMOは、「ベッカム家の興味深い点は、一家としてだけでなく、個人的にそれぞれが有名だということです。例えば、次男のロメオ・ベッカムはバーバリーのモデルとして知名度を得ています。彼らは王室に次ぐ、英国の象徴的家族です。彼らのような存在は他にありません」と話している。【UK在住/ブレイディみかこ】