生田斗真、山田涼介にジェラシー「かわいいじゃねえよ」

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生田斗真、山田涼介にジェラシー「かわいいじゃねえよ」

伊坂幸太郎の人気小説を、生田斗真、浅野忠信、山田涼介の共演で映画化した『グラスホッパー』(11月7日公開)の完成披露試写会が、9月29日に丸の内ピカデリー1で開催。生田斗真、浅野忠信、山田涼介、麻生久美子、菜々緒、村上淳、吉岡秀隆、瀧本智行監督が舞台挨拶に登壇した。生田は「僕自身、早く観てほしいと思っていた自信作です」とアピールした。

山田は「映画(の現場)は初めてでした。斗真くんという大先輩がいるので、緊張したんですが、撮影は一緒じゃなくて、ほっとしました。緊張しないで済むなと」と告白。生田は「僕自身、自分の映画に後輩が出るのは初めてだったので、普段とは違いました」とコメント。

山田が「山田、頑張りました。観てください」と言うと、客席から「かわいい!」という声援が上がり、生田が「かわいいじゃねえよ。俺にも言え!」とジェラシーを全開にすると会場は大爆笑となった。

その後、山田が「斗真くんが、撮影に入る前にメールをくださいまして。『この映画はお前にかかってる』という大きなプレッシャーが…」と明かし、生田をチクリ。生田が「ちょっと、先輩という風をね。いっしょに頑張ろうねと。蝉(山田涼介の役)ってのは重要な役なので」とさらに山田を追い込むと、山田は「ここでもですか?」と苦笑いした。

また、生田演じる主人公・鈴木を騙す主婦役を演じた麻生は「騙そうとしてお芝居をしていた感じではないです。そこにリアリティがあれば良いなと」と振り返った。生田は「普段の麻生さんの作品ではあまり見たことがない、何を考えているかわからない表情にはゾクッとさせられました」と麻生を称えた。

最後に、グラスホッパー(=トノサマバッタ)を象徴するような緑のネオンカラーに染まった客席をバックにフォトセッションを行った。

『グラスホッパー』では、渋谷のスクランブル交差点で起きたある事件を機に、恋人の復讐を誓う元教師、自殺専門の殺し屋、驚異的な身体能力を持つ殺人者という3人の運命が交錯していく様がつづられる。【取材・文/山崎伸子】

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