『6才のボク』主演俳優がエマ・ワトソンと共演
『6才のボクが、大人になるまで。』(14)で主人公メイソンの6歳から18歳までを演じたエラー・コルトレーンが、エマ・ワトソンの元恋人の役を演じることになったとヴァニティ・フェア誌が伝えている。『6才のボク~』は映画祭シーズンには様々の賞を総なめにし、エラーも授賞式に出席して脚光を浴びていたが、アカデミー賞の後はあまり人前に出る機会がなかった。
3月にニック・ジョナスやイギー・アゼリアが所属するモデル事務所と契約し、7月にL'UOMO VOGUEの表紙に登場したが、映画出演の話は一向に聞かなかった。が、ここに来てエマ・ワトソン主演『The Circle』への出演が決定したという。
ジェームズ・ポンソルト監督の『The Circle』は個人情報やソーシャルメディア、銀行口座などをひとつに集めたインターネットのオペレーションシステムを管理する大企業を描いた作品。エマはその企業に入社した新卒の女性を演じ、ジョン・ボイエガが彼女の恋人を、そしてトム・ハンクスが上司を演じる。エラーはエマの過去の交際相手を演じるそうだ。
『6才のボクが、大人になるまで。』は主役の少年を演じたエラーが成長する姿を12年間かけて撮影したことで大きな話題になった。監督のリチャード・リンクレイターは続編を作る意欲を明かしているが、今回は以前のように何年もかけて撮影はしないと話していた。【UK在住/ブレイディみかこ】
作品情報へ