IMALUの父さんまとの爆笑思い出話に、アマンダが笑顔
親子のかけがえのない絆を描いた感動作『パパが遺した物語』(公開中)で、アマンダ・セイフライドが来日し、タレントのIMALUと共に大ヒット記念イベントの舞台挨拶に登壇した。“日本の娘代表”IMALUと、“アメリカの娘代表”のアマンダは、父親についてのエピソードを語った。
アマンダは、映画のPRとしては『レ・ミゼラブル』(12)以来、約3年ぶり2度目の来日となった。父親役のラッセル・クロウについては「現場ではお会いしてないの。でも、『レ・ミゼラブル』で共演しているし、友人でもあるんです。完成した映画を観て、実際に父親でもあるラッセルの生命の吹き込み方は、見事だと思いました」と称えた。
花束をもって登場したIMALUは、アマンダ出演の『ミーン・ガールズ』(04)からずっと観ていたということで、2人は会ってすぐに意気投合する。アマンダは、IMALUの父親・明石家さんまがコメディアンだと知っていたようで「私の父親も家庭では、コメディアンだから同じね」と語り、笑い合った。
父親との思い出話になると、IMALUは子供時代に、字幕でハリウッド映画を観た時のエピソードを紹介した。「漢字が読めなかったので、横で全部アフレコをしてくれて。全部の役を、声を変えて字幕通りに言ってくれたんです。その時は面白かったけど、いま考えるとすごい迷惑だっただろうなと」と苦笑い。
アマンダは「周りの方に迷惑をかけているという自覚がなくて良かったですね。ラッキーでした」とおちゃめな笑顔を見せた。
『パパが遺した物語』は、小説家の父親と幼い娘の愛を描くヒューマンドラマ。アマンダ演じるケイティは、今は亡き父親(ラッセル・クロウ)の愛を知り、人を愛することができなかったトラウマを克服していく。【取材・文/山崎伸子】