南キャンしずちゃん、山里は「気持ち悪いけど、いいとこある」

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南キャンしずちゃん、山里は「気持ち悪いけど、いいとこある」

映画『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』(11月20日公開)の大ヒット祈願イベントが10月21日に新宿FACEで開催され、お笑いコンビ・南海キャンディーズのしずちゃんこと山崎静代が登壇。相方の山里亮太を思わせる、赤いメガネをかけたサンドバッグに強烈なパンチをお見舞いした。

先日、アマチュアボクシング界からの現役引退を表明した山崎は「大きな決断をした」と改めてコメント。「7年間やっていてボクシングが生活の一部になっていたので、さみしさは正直ある」と現在の心境を吐露しつつも、「自分の中ではやりきったので、悔いはないです」とキッパリ。「次のステージに行けるよう、これから頑張っていきたいなとで思っています」と清々しい笑顔で決意表明をした。

“戦うヒロイン”にちなみイベントに登場した山崎。スパーリングを披露することになると「2か月以上、たたいていない。久しぶりです」とサンドバッグを前に戸惑いの表情。「せっかくなら」というスタッフの計らいで、サンドバッグに相方の山里を思わせる赤いメガネをかけさせることになり、山崎も「気の利くスタッフさんですね。すごく盛り上がってきて、やる気になります」と喜び、さっそくスパーリング開始。キレのある動きで、「メガネ!割ったるぞ!」と叫びながら、サンドバッグをボコボコにした山崎。「久しぶりにやって楽しかった。あのメガネを見ると、闘争心が湧きます」と楽しそうに話していた。

また劇中に「非道な男」が登場することから、「周りに非道な男はいますか?」と聞かれると、「山ちゃんしかいない。山ちゃんは腹黒くて、損得で人と付き合う人。唯一、胸を張って言える嫌いな人」と相方いじりに徹していた山崎だが、「コンビで『これからや』というときに、ボクシングをやることを応援してくれて。気が済むまでやらせてくれて、『おかえり』と受け入れてくれることにはすごい感謝しています」と山里への感謝の言葉を口にする一幕も。「あんなに気持ち悪いけど、いいとこあるなと」と照れ隠しのように話し、会場の笑いを誘っていた。

本作は、スーザン・コリンズの小説をジェニファー・ローレンス主演で映画化した『ハンガー・ゲーム』シリーズの完結編。近未来の地球を舞台に、戦うことを余儀なくされた少年少女を待ち受ける過酷な運命を描く【取材・文/成田おり枝】

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